2023年9月14日(木) 川崎競馬場
戸塚記念
左2100m 20:10発走
戸塚記念 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

3歳馬(過去の年齢表記では4歳)の限定重賞として創設され、距離や条件の変更を経て2018年にS1に昇格。勝ち馬には錚々たる面々が名を連ね、昨年は2冠牝馬のスピーディキック、一昨年のセイカメテオポリスはこのレースを足掛かりに南関東の中長距離路線の顔へと成長した。今年は無敗の南関東3冠馬が誕生したが、例年以上に層の厚い3歳世代。ミックファイアに続く強者が参戦して、先々を含めて注目の一戦となった。

本命

  • 33ヒーローコール

CHECK!

古馬相手の上に57キロを背負ったサンタアニタトロフィーではデビューから初めて二桁着順となったが、中1週で挑んだ3歳馬同士の黒潮盃は58キロを背負いながらの勝利で改めて世代トップクラスの力を誇示した。今回は久々の川崎コースだが、鎌倉記念勝ちを筆頭に4勝を挙げており、全日本2歳優駿でも4着と実績は十分。動きたい時に動ける機動力は魅力だし、このメンバーでは力は一枚上。秋に向けて負けられない一戦だが、強気の競馬で押し切るとみた。

対抗

  • 56ナンセイホワイト

CHECK!

トライアルを勝って挑んだ東京ダービーは先に動いたヒーローコールを捕らえ切れず力差を感じたが、キャリア6戦目で超一線級相手の初重賞で3着は立派の一語に尽きる。今回は休養明けになるが、最終追いで快時計をマークして不安を払拭。久々のハンデよりも更なる成長が期待される。兄は東京ダービーなどを制した快速アランバローズという血統面のバックボーンに加え、どこからでも競馬ができる自在性があり初コースは不問。引き続き笹川騎手が手綱を握るのも心強い材料だ。

単穴

  • 68マンダリンヒーロー

CHECK!

ケンタッキーダービー(12着)以来、久々の国内戦となった前走の黒潮盃は勝負処で一旦下がりながらも、直線で盛り返して2着。サンタアニタダービーでは僅差の2着と涙を呑んだが、その実力が伊達ではないことを改めて証明して見せた。ただし、その後1ヶ月ほどの間隔でヒーローコールとの再戦となった今回、川崎コース巧者相手に初コースで逆転となると至難の業だが、強力3歳世代の一角を担う存在としてレースぶりに注目したい。

連穴

  • 44ドラケン
  • 55ヴァレンティヌス
  • 811ローアヴァンフレア

CHECK!

ドラケンは前走の黒潮盃で離された上位2頭を相手の再戦。初コースでもあり厳しい情勢に映るが、鞍上に川崎リーディングジョッキーの山崎誠士騎手を配して一発の魅力を秘める。トライアルの芙蓉賞組では転入緒戦をひと叩きしたヴァレンティヌスに注目。型通り良化しているし、百メートルでも距離延長は歓迎のタイプで虎視眈々と逆転を狙う。そしてデビュー以来無傷の4連勝中のローアヴァンフレアも試金石の一戦だがマークは必須。

提供 ケイシュウNEWS 若林 幹治

注記

当ページの情報は、9月13日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。