JBC2022 11.03 THU CHAMPION DAY 特設サイトはこちら

予想情報 Predict Information

レースの見どころ

2001年の新設当時から、秋以降の2歳重賞戦線の核を成す位置づけをされ、JBC2歳優駿(旧北海道2歳優駿)への重要なステップレース。当初は門別競馬場と旭川競馬場で開催されていたが、2009年からは門別競馬場に統一。2020年からH1に格上げされた。過去の勝ち馬には、羽田盃、東京ダービーを制したハッピースプリント、東京ダービー、ジャパンダートダービーを制したヒガシウィルウィンを輩出したように、来春の南関東クラシック戦線につながるのは間違いない。

本命

  • 33ベルピット

CHECK!

デビューから無傷の4連勝。ここまで月一走のローテーションを守り、目標に定めたレースをひとつひとつクリアしてきた。当時の一線級が顔を揃えたブリーダーズゴールドジュニアカップは、やや離れた3番手追走から4角で開いたインを突いて難なく抜け出し、ゴール前は抑える余裕の勝利。そして、前走のサッポロクラシックカップは、逃げたオーマイグッネスが同じ角川厩舎ということもあり折り合い重視の戦法。着差は僅かでも、追われてからの瞬発力を改めて知らしめる内容だった。緩急のペースに関係なく、自在のレース運びができるのが、この馬の最大の長所と言えるだろう。牝系からはオークス馬ローブデコルテの名。血統的背景も文句なし。

対抗

  • 88タイガーチャージ

CHECK!

デビュー戦こそ先に抜け出した相手を捉えられなかったが、その後も中距離路線に照準を絞られて、アタックチャレンジ、ターフチャレンジIを連勝。芝の適性を確かめられた中央札幌のコスモス賞(芝1800m)は、結果的には流れ込むのが精一杯だったが、その経験が今後に生かされるのは必然と言えるのではないか。この中間は本馬場で長めから追われて、直前はいつも通り坂路でシャープな伸びを披露。札幌遠征の疲れもなく、この一戦を目標に定めて調整面に抜かりはない。毎年のように、2歳の重賞戦線は角川厩舎との対決ムードが色濃いが、ベルピットとは初めての対戦だけに、田中淳厩舎のこの馬で一矢を報うシーンがあっても不思議ではない。

単穴

  • 11グラビティモデル

CHECK!

社台ファーム生産馬。母グラッブユアハートはTCK女王盃を含むダートグレード競走5勝の名牝。初戦は後続に7馬身の差をつけたものの、ゴール前は内にモタれて制御するのがやっとという内容だったが、2戦目のルビー特別では、終始、外々を回り4角でも大外から力強く抜け出す堂々の勝ちっぷり。初戦で見られた幼い面が少しでも解消されたあたりは、この馬が学習能力に長けていることを示している。そして、このレースを視野に入れた前走のオープン戦で距離面に不安のないことを証明した。主戦の桑村真騎手はベルピットに騎乗するためにテン乗りとなるが、金沢のトップジョッキーが鞍上なら、気性面の若さをうまく御すことは容易だろう。

連穴

  • 55オーマイグッネス
  • 22コルドゥアン

CHECK!

オーマイグッネスは同厩舎のベルピットと同じ路線を歩んで3連続2着。測ったように差し切られた前走から、逆転は難しいかもしれないが、上位の地力が備わっている点を否定するものではない。すんなりと先行が可能な組み合わせだから、この馬の身上である粘り強さを発揮できる下地は揃っている。前走時のデキを維持。コルドゥアンは最後方から大外一気に決めた栄冠賞は、まだ記憶に新しいところだが、ゲート内で落ち着きがないために、ブリーダーズゴールドジュニアカップでも出遅れ。ただ、先行馬3頭で決着したレースのなか、3角過ぎから猛追して4着突っ込み。嵌まった時の末脚は相当な威力がある。今回も気性面との戦いになりそうだ。

提供 競馬ブック 山口 英博

注記

当ページの情報は、9月21日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。