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予想情報 Prediction

レースの見どころ

過去5年の傾向から。連対馬10頭中5頭がホッカイドウ競馬所属馬。長距離輸送、初コースなど一見、不利に思われる遠征勢だが、結果には反映されていない。これに次ぐのが大井所属馬の3頭だが、今年は出走がゼロ。デビューした時季に着目すると、3着以内馬15頭中13頭が6月以降に初戦を走っていた。あまり早くデビューしても、大きなアドバンテージとはならないようだ。また、3着以内馬15頭中12頭が4戦以下のキャリアでこのレースに臨んでいた。使い詰めでの参戦はマイナス要因となり得る。

本命

  • 22スペシャルエックス

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本命は相性のいいホッカイドウ競馬所属馬から。キャリア3戦、6月デビューのこの馬を抜擢したい。初の1500m戦になるが、6ハロンまでしか距離経験がなく、イノセントカップを勝った直後の参戦は20年優勝馬リーチと同じ。割り引く必要はない。前走は0秒1差だったが、ゴール前でひと踏ん張りしており、着差以上に強い内容だった。体重より馬体を大きく映すタイプでスケールはかなり。ここは内枠の利ですんなりと先行できる組み合わせ。4連勝当確だ。

対抗

  • 77ヒーローコール

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迎え撃つ南関東勢の総大将はこの馬。キャリアの多さと、5月デビューというのが少々気になるが、ここへ向けて3戦目から川崎コースに照準を絞ったローテーションには好感が持てる。この時期の2歳としては破格の1分34秒9というタイムを叩き出して、トライアル・若武者賞を圧勝。完成度の高さも折り紙付きだ。20年、21年と惜しくも鎌倉記念3着に終わったのが浦和の小久保厩舎。今年こそはの思いが強いだろう。

単穴

  • 88ウインドフレイバー

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若武者賞の結果を見ると、正直、ヒーローコールを逆転するのは至難の業だろう。ただ、当時は初コース、初距離という厳しい条件下でもあった。好追い切りを消化して更に状態アップとなれば、1秒2の着差を縮めることぐらいはできるはず。兄は2017年にGIIIレパードステークス(JRA新潟ダート1800m)を勝ったローズプリンスダム。成長力がある血統だけに、先々まで長い目で見ていきたい存在。

連穴

  • 44デステージョ
  • 55グリーリー
  • 89ライズゾーン

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デステージョは血統、レースぶりから短距離の差し馬といったイメージが強い。それだけに、1500mがどう出るかだが、ホッカイドウ競馬所属で鞍上が森泰斗騎手となれば、軽く扱うのは危険だろう。ここ2年、9月に大井で行われる重賞・ゴールドジュニア出走組が連続で2着している。今年の該当馬はグリーリー。ホームコースに替わって巻き返しを期す。ライズゾーンは対ヒーローコール3戦全敗。真っ向勝負では歯が立たないが、同馬の長所は確かな末脚。先行激化から前崩れがあった場合に急浮上してきそう。

提供 競馬ブック 善林浩二

注記

当ページの情報は、10月11日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。