予想情報 Predict Information

レースの見どころ

 2020年から「未来優駿シリーズ」、2021年から「2歳チャンピオンシリーズ」に指定、さらに皐月賞ステップ競走へのブロック代表戦でもあるこのレース。過去10年岩手5勝、道営5勝と五分だがここ4年道営馬が連覇中。今年はJBC開催が絡んで前倒しとなった事で道営のトップクラスは「JBC2歳優駿」への参戦が見込まれるため道営、船橋、佐賀から3騎の少数精鋭が来盛。対する岩手は無敗のエース格が満を持して出走とどの地区の代表馬にもチャンスがありそうな一戦となった。

本命

  • 11フジラプンツェル

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 地元期待の絶対的エース。新馬戦からスタートの出が今ひとつで大味なレースをするタイプだが、そのハンデを全く意に介さず毎回スケールの大きい戦いぶりで圧巻の5連勝をマーク。目下重賞2連勝とダート路線では敵なしという雰囲気で500キロを超える雄大な馬格に底知れぬポテンシャルの高さを感じさせる。前走1400m1分26秒3はこの時期の2歳馬にしては破格の走破タイム、追えば追うほど伸びそうなタイプだけに地の利を加味すればいい戦いとなるはず。

対抗

  • 33ナイトオブバンド

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 船橋デビュー、ポンポンと3連勝して挑んだ川崎・若武者賞は5着に敗れたが、その勝ち馬ヒーローコールは先日の鎌倉記念も制した強者なのだから仕方なしか。しかも初の川崎コースだったぶん酌量の余地ある一戦だったようにも映る。完成度が早いシャンハイボビー産駒、マイルもしっかりとこなせるタイプが多いだけに初輸送、初コースに対応できるようなら広い盛岡コースで存分に能力を発揮してくれそう。

単穴

  • 55エイシンケプラー

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 新馬勝ちから挑んだ栄冠賞は前半34秒1の猛ラップの中、すんなり好位につけコンマ3差の7着ならばキャリア2戦目としては堂々たる内容。しかもその時の上位馬はすべて今後の重賞戦線に名を連ねるであろう猛者ばかりで負けてなお強しの印象すらある。前走マイル戦をこなしたのはここにつながる、前回の道営・岩手交流知床賞の出走メンバーより実績は上位なのは確かで道営5連覇を託された実力馬。

連穴

  • 44ネオシエル

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 レース史上初、佐賀からネオシエルが参戦。このキャリアにして遠路はるばる長距離輸送というのは厳しい条件だが中間調整に好感触。九州産馬でありながらデビューは門別、2戦目でアタックチャレンジを勝ち上がった好素材で、佐賀移籍後の初陣がJRA九州産馬限定・ひまわり賞8着なら結果以上に資質の良さを感じさせる。左マイル、最後の急坂がある盛岡コースは未知の場だがこの頭数なら善戦に期待できるかも。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、10月15日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。