2023年9月24日(日) 金沢競馬場
ネクストスター
金沢
右1400m 18:05発走
ネクストスター金沢 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

全日本的なダート競走の体系整備の一環として、南関東を除く各地区に整備された新設2歳重賞「ネクストスター」は金沢が皮切りとなる。ここまでの金沢2歳戦は、重賞1回、JRA認定戦2回、準重賞1回を消化。本競走は今季2歳重賞戦線の丁度真ん中に位置するが、1着賞金1000万円という高額レースだけあって、ここが最大目標という陣営も少なからず。2歳の夏を過ぎたばかりのこの時季、完成度という点でバラつきはあろうが、主要レースを勝ち上がった馬たちが一堂に会し2歳チャンピオンを決めるに相応しいレースとなりそうだ。

本命

  • 44ダヴァンティ

CHECK!

デビュー前から世代No.1の評価。フタを開けて見れば、その評判通りかそれ以上のハイパフォーマンスで2戦2勝。抜群のスタートで勝負アリの新馬戦に続き、初距離となる前走重賞もトップスタートから2番手のショウガフクキタルのマークをアッサリ振り切って1秒2差完勝。逃げというより、他馬とスピード値が違うことで先頭を走っている印象で、追ってからの脚も確か。ここも自然体で臨み、能力の高さを示す。

対抗

  • 33スペリオルパンサー

CHECK!

7月に道営アタックを勝って即金沢転入は異例。ネクストスターが生んだ流れとも。石川テレビ杯は無念の取消となり、当地では2組を2勝の成績。一線級とは初対戦になるが、道営認定勝ちの実績に加えて、2勝の内容も圧倒的。前走は取消明け軽目調整でも大差勝ちだったが、他馬云々より気性的な自身との戦いに主眼を置き、それは上手くいった印象。今回は追い切って臨め、一戦毎に吉原騎手も手の内に入れている状況だけに、真の姿を見せてくれる期待感。

単穴

  • 22エムティイーグル

CHECK!

砂を被った3走前は伸びを欠いて3着だが、それ以外は勝利。世代唯一4勝を挙げていることも立派だが、敗戦を経ての近2走が特に秀逸。2走前は内々、前走は好位外から抜け出す自在性と脚力はここに入ってもヒケは取らず。これまで以上の好時計の追い切り消化は芯の強さと成長力の表われとも。今回内枠なら、前を見据える競馬で確実に差し込んできそう。発馬さえ決まれば大崩れは考えにくいし、上記2頭に肉迫する可能性も十分。

連穴

  • 78ショウガフクキタル
  • 810ダブルアタック
  • 79ドンリュウスター
  • 66スターガッツマン

CHECK!

8月の認定戦を勝ったショウガフクキタル。前走はダヴァンティに千切られたが、8キロ増で万全のデキという感触ではなかった。今回の方が負荷を掛けて調整されており、涼しくなったことで馬体も一段としっかりしてくる見込み。2着続きのダブルアタックは愛知の岡部騎手を起用。外から出して行く可能性もあり、展開の鍵を握る。以下は力量比較ではやや見劣るが、無欲の差しに徹しての浮上は警戒を。

提供 競馬カナザワ 竹田 信義

注記

当ページの情報は、9月23日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。