2023年10月25日(水) 船橋競馬場
平和賞
左1600m 20:05発走
平和賞 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

今年から2歳重賞にルーキーズサマーカップ(8月30日浦和1400m)、若武者賞(9月13日川崎1500m)が加わり、2歳重賞の選択肢が増えた。来週の10月31日に大井競馬場でハイセイコー記念があり、大井所属馬はそちらに回る公算が大きく、道営勢は11月3日には門別競馬場でJBC2歳優駿も行われるので、平和賞を使うか、JBC2歳優駿を使うか迷うところ。また11月7日にはローレル賞(川崎1600m)が行われるため牝馬はそちらに向かう。船橋競馬場で行われる2歳重賞は平和賞のみなので、地元船橋vs道営馬という構図になる。地元では2連勝と勢いのあるバハマフレイバー、前走その2着プラズマ、ルーキーズサマーカップ2着のビッグショータイムあたりが有力。道営馬では重賞勝ちこそないが、重賞で善戦しているカプセル、前走ジュニアグランプリで2着ルーラーオブダート、ジュニアグランプリでは人気を裏切ったがダート戦で見直せるオオイチョウ、前走を快勝して勢いのあるキタノヒーローも侮れない。

本命

  • 11カプセル

CHECK!

ここまで新馬戦を勝ったのみだが、栄冠賞3着、ブリーダーズゴールドジュニアカップ2着と重賞で上位争いに加われている。前走のサンライズカップは5着に敗れたが、あれは距離が長かったと思われる。ブリーダーズゴールドジュニアカップ2着時には、鎌倉記念を制したサントノーレに先着していることからもここで通用することは証明されている。遠征は初めてだが、田中淳司厩舎は既に盛岡のジュニアグランプリ、金沢シンデレラカップを制しているように遠征競馬で結果を残しておりその点の不安もない。好枠を引き当て、鞍上には笹川騎手。逃げ切りが期待できる。

対抗

  • 810ルーラーオブダート

CHECK!

未勝利を脱するのに3戦を要し、次走は9着に敗れている。しかし2走前のアタックチャレンジでは3着に好走。そのレースの勝ち馬コモリリーガルは次走で園田プリンセスカップを制し、2着馬トワイライトウェイは次走でジュニアグランプリを制しているようにレベルが高かった。この馬自身もそのジュニアグランプリで6番人気ながら2着に食い込んでいる。ジュニアグランプリは初コース、初めての芝、そして初めての左回りを克服してのもの。母スアデラは船橋所属馬で、習志野きらっとスプリントを制し、ローレル賞と東京プリンセス賞で2着。母が活躍した船橋競馬場で重賞制覇の夢を叶えるか。

単穴

  • 78バハマフレイバー

CHECK!

1500mの新馬戦ではクビ差敗れたが、3着以下には2秒4の大差をつけてのもので、2戦目では時計を大幅に詰めて快勝。一息入っていた前哨戦では距離延長を問題にせず楽に逃げ切り、2連勝と軌道に乗った。デビュー戦で458キロだった馬体も前走は483キロと馬体面の成長も著しい。枠順から先手は難しいかもしれないが、番手競馬でも結果を残しており、南関東代表として3連勝で重賞制覇は十分あり得る。

連穴

  • 55オオイチョウ
  • 22キタノヒーロー

CHECK!

オオイチョウは新馬戦を勝ったのみだが、2戦目の1600m戦ではカプセルの2着。そして中央に遠征してクローバー賞(札幌芝1500m)では9頭立ての7着。芝経験を買われて前走のジュニアグランプリでは1番人気に支持されたが8着に敗れている。ジュニアグランプリに関しては盛岡の芝が向かなかっただけで、度外視していい。デビューから色々な条件を使って経験を積んでおり、このあたりでその経験が生かせそうだ。キタノヒーローは強敵相手の経験がないのが不安材料だが、デビューから4戦して2勝と確実に力をつけている。前走の勝ちっぷりはなかなかのものだったし、今回は鞍上に吉原騎手を迎えた。その点からもその走りに注目したい。

提供 勝馬 山形宗久

注記

当ページの情報は、10月24日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。