3歳春季短距離路線の頂点として1400mに距離短縮となる兵庫チャンピオンシップJpnII(園田)を目指す2歳戦として、各地にネクストスターを新設。1着賞金は1000万円、地元所属馬のみ出走可能なJRA認定競走として、高知では1400mで争われる。9月9日の堆金菊特別、9月30日の潮菊特別、11月25日の土佐寒蘭特別(高知デビュー馬限定)の3つの準重賞とともに、高知でははじめてのJRA認定競走となる。高知所属馬のJRA挑戦にも注目だ。(栗田 勇人)
高知競馬場は1周1100m(右回り)でゴールまでの直線は200m、高低差は1.58m。内ラチ沿いの砂が厚いため、レースでは内をあけて走る馬が多い。黒船賞が行われる1400mは4コーナーのポケットから発走し、コーナーを4回まわる。内枠の馬は出遅れると砂が深い内に閉じ込められる危険もある。1~2コーナーに比べて3~4コーナーがゆったりしたカーブになっているため、3コーナー手前からの仕掛けでもスピードに乗っていきやすい。(栗田 勇人)