2023年10月29日(日) 高知競馬場
ネクストスター
高知
右1400m 18:15発走
ネクストスター高知 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

ダート競走の体系整備に伴い、高知競馬も本年から認定競走を新設。9月に実施された堆金菊特別に潮菊特別、そして11月下旬の土佐寒蘭特別を含めた準重賞とともに、認定競走の一環として創設された世代最初の重賞競走。2歳秋シーズンの全国8ブロックから続々と優勝馬が登場し、残るは高知と名古屋の2場。3歳春、短距離路線の頂点として位置付けされている兵庫チャンピオンシップへと繋がっていく最初の大一番。未来が楽しみとなる好レースを期待したい。

本命

  • 44プリフロオールイン

CHECK!

半兄に今年のエルムS3着ロッシュローブや、当地ではA級勝ちのあるロイズピーク等がいて同馬は導入初年度となるアニマルキングダムが父。デビュー戦こそ2着に敗れたものの、1300メートル戦でその後連勝を飾り、その血脈通り大物振りをアピールしている。前走の記録はまさに特筆すべきで、1分25秒7というタイムは馬場差を考慮しても9月に実施された準重賞より優秀。追ってギアも上げられていることから距離延長も問題はなさそうだし、中1週にしっかり合わせた調整も施されている。この勢いのまま世代最初のタイトル奪取を。

対抗

  • 812ウオタカ

CHECK!

デビュー戦では同じ打越厩舎の素質馬プリフロオールインを直線交わしてV。その後2戦目で準重賞挑戦という経緯となったが、スタートで伸び上がるロスがありながら正攻法で進めてハナ差2着。その内容を評価されて前走潮菊特別は主役に抜擢されたが、消耗戦を渋太く制して2勝目をマーク。父バトルプラン、母父ハーツクライは今年の三冠馬ユメノホノオとも共通しており、こちらは牝馬といえど楽しみな配合。ゲート内でややナーバスな面も見受けられるが、そこさえ問題なければV争いは必至だろう。

単穴

  • 11リケアサブル

CHECK!

デビューの地は6月の門別。そこで早々認定勝ちを収め、その後高知へ移籍という経歴。一瞬のキレに特化したタイプで使える脚は限られているのだが、それでも一線級で随時高い評価を得られ、上位争いにも食い込んでいる。前走の潮菊特別はややタフな馬場のハイペース、そこをあえて早仕掛けで勝ちにいったレースに映ったが、その過酷な条件下で2着に粘れたのは次にも繋がる敗戦だったと判断して良いのかもしれない。元々の完成度の高さ、そこに瞬発力が活きる展開がアシストするなら逆転Vの目も。

連穴

  • 33シュクメルリ
  • 55ワンウォリアー
  • 67シシノブレイブ
  • 811ホーリーバローズ

CHECK!

シュクメルリは世代最初の準重賞・堆金菊特別の勝ち馬。当時はデビュー戦同様に逃げ切り勝ちで、主導権を奪えた場合は2戦2勝と底を見せていない。本番はハナを譲らない構えか。ワンウォリアーは2022年サマーセールで高額取り引きされた期待の星。ここまでの成績を見る限り、揉まれない形なら好結果を演出。ただ前走勝ち馬との5馬身差は大きく、その差をどう縮めてくるかに。シシノブレイブは潮菊特別の3着馬。引き続き展開の助けが欲しい処も、1400メートルの舞台は合う一頭。新馬勝ちのキャリア一戦のみで重賞挑戦ホーリーバローズは試金石だが、緩さがあった分、使った上積みは大きそう。

提供 福ちゃん 山﨑伸浩

注記

当ページの情報は、10月28日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。