3歳春季短距離路線の頂点として1400mに距離短縮となる兵庫チャンピオンシップJpnII(園田)を目指す2歳戦として、各地にネクストスターを新設。1着賞金は1000万円、地元所属馬のみ出走可能なJRA認定競走として、名古屋では1500mで争われる。2022年度の名古屋2歳戦線は、準重賞・若駒盃→準重賞・弥富記念→重賞・ゴールドウィング賞だったが、今年度は弥富記念を年明け(3歳戦)に移動し、替わってネクストスター名古屋が行われる。名古屋のJRA認定競走は9月が初戦のため、若駒盃(8月18日)以降の戦いにも注目したい。(栗田 勇人)
2022年4月オープンの新・名古屋競馬場は、既存施設の弥富トレーニングセンターをベースにしたもの。旧・名古屋競馬場と同じ形状だったが、1周の距離が1100mから1180mに延長された。その影響で1400mの設定がなく、1500mが基本の距離になっている。最後の直線の長さはおよそ240m。また旧競馬場とは違い、3コーナーはカーブが緩く、4コーナーはそれよりも急なスパイラルカーブになっている。そのため、以前よりも差し馬が台頭するケースが多くなりそうだ。(浅野 靖典)