予想情報 Prediction

レースの見どころ

園田プリンセスカップは全国で行われているグランダムジャパン2022の2歳シーズン第1戦目。同シリーズに組まれ全国交流重賞となってからは他地区遠征馬の好走が多く見られており、特に道営勢が昨年までで7年連続連対中と好相性。昨年も終わってみれば同地区所属馬でのワン・ツーの結果だった。その傾向を見てもキャリアで上回る道営勢が今年も優位と言えそうだ。ただ、地元勢も巻き返しを図るべく昨年以上の素質馬たちが集結。4年振りの勝利を虎視眈々と狙う。

本命

  • 33エイシンレゲンダ

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初勝利はデビューから3戦目だったが、その後のOPクラスでも堅実な走りを続けており、前々走の重賞・フルールカップでも同型馬3頭横並びで4角手前まで競り合う形になりながらも、直線しぶとい伸びを見せて3着。先行馬で唯一掲示板を外さなかった点でも勝負根性は相当高いように感じる。母エイシンリオは兵庫で2勝、叔母には2020年の兵庫サマークイーン賞勝ち馬エイシンセラードも居り、園田馬場と非常に相性のいい血統。因みにその馬たちを勝利へと導いたのが今回の鞍上・田中J。心強い味方と言えるだろう。

対抗

  • 66エイシンエイト

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テンのスピードを存分に生かした逃げ競馬でデビューから連勝。続く初重賞挑戦だった栄冠賞はスタート出負けから押し上げて先行集団に取り付いたが、結果的にそこで脚を使ってしまったことが響いてしまい直線失速。久々に逃げが打てた前走1600m戦では3着と前進、その走り振りを見ても、やはり現状は先行からの粘り込みを図る形がベストの様子。スタート五分に決まるかどうかがポイントとなりそうだ。

単穴

  • 77アイガットユー

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デビューの820m戦では発馬からスピードの違いを見せつけ逃げ切り勝利。続く前走は1400m戦へ一気の距離延長ながらも初戦同様に後続を全く寄せ付けず完勝。2016年の兵庫三冠競走第1戦目・菊水賞で後の重賞勝ち馬エイシンニシパなどを相手に勝利を挙げた母シュエットの初仔という点もさることながら、近親にもミューチャリーやオヤコダカなど活躍馬が名を連ねる力のある血脈。今回の遠征馬相手でも互角以上の勝負が期待できそうだ。

連穴

  • 44アドワン
  • 11イケノシイチャン

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アドワンは、前走デビュー2戦目での初勝利、直線伸び負けた初戦から一変と言えるほどの直線鋭い末脚を披露。母カクシアジは2013年の同競走優勝馬でもあり、血統的な魅力も大きい。イケノシイチャンは、前走の2歳新設指定競走・兵庫ジュベナイルカップでは3着だったが、当時はテンションがかなり高く、レース前から体力を消耗していたような状態でもあった。当日の落ち着き次第では大幅な前進も。

提供 競馬ブック 中司 匡洋

注記

当ページの情報は、9月21日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。