予想情報 Prediction

レースの見どころ

 2012年からGRANDAME-JAPAN2歳シーズンの対象レースに昇格。昨年から盛岡ダート1400mとなったが交流重賞となってから北海道5勝、岩手3勝、浦和1勝とやはり立ち上がりの早い北海道勢が圧倒している。今年は北海道vs岩手の構図となったが遠征5騎はそれぞれに実績があり優位な情勢、岩手の大将格フジラプンツェルが前走・南部駒賞4着完敗も牝馬限定なら見直せるところで層の厚い北海道勢にどう立ち向かうのか注目の一戦。

本命

  • 33ライトニングブルー

CHECK!

 新馬戦8馬身差圧勝、続くウィナーズチャレンジ1では4着と敗れたが上位3頭スティールグレイス、ポリゴンウェイヴ、リコシェ、さらに6着馬が栄冠賞馬コルドゥアンだったなら超ハイレベル戦での敗退だった事は確か。次走の栄冠賞では2着とその存在をしっかりアピールできたが近況やや伸び悩んでいる事だけが唯一の不安要素、それでも数多くの遠征で実績を作り上げてきた名門・田中淳司厩舎の精鋭ならここは勝算あっての参戦とみる。

対抗

  • 11キューティロメラ

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 不良馬場のデビュー戦、1000mを59.7で逃げ切ったスピードはちょっと驚愕。距離を1ハロン延ばした次走でも逃げ切りと今年の道営2歳馬の中でも屈指のダッシュ力を持つ。交流重賞エーデルワイス賞では前半35.4の正攻法で挑み、力負けの13着だがこれを糧に変わる可能性を十分に秘めているキャリア3戦の快速馬。ワンターンの盛岡はいかにも合いそうなタイプで巻き返し期待の一戦に。

単穴

  • 55フジラプンツェル

CHECK!

 道営5騎に立ち向かう地元屈指のポテンシャルを持つこの馬。前走はややオーバーワークの追い切りで疲労が残っていたかもしれない…という陣営コメントから推察すると今回はソフトな仕上げで挑んできたのはいい方向に出る予感。岩手ではワンサイドだが交流重賞・南部駒賞で4着の屈辱を味わい起死回生を狙ってきたと言えるし、距離1600m→1400mもこの馬にはいい。あとはゲートの出がすべて、それさえ克服すれば道営撃破も夢ではない。

連穴

  • 710エイシンエイト
  • 68レモンアイカー
  • 811キタカラキタオペラ
  • 812アシモトヨシ

CHECK!

 エイシンエイトは使いつつ良さが出ているし、ブリンカー装着での調教を積んできた変わり身に怖さ。園田プリンセスカップ3着ならばここは間に合っていい計算。レモンアイカーはこのメンバーに入るとどうか? という近況だが強敵相手だった事を踏まえればこのあたりなら十分やれていい。キタカラキタオペラは岩手転入後は芝中心のローテーションだが門別のダート走破時計は遠征馬とそれほど変わりはないだけに条件好転で急展開の可能性。アシモトヨシは使いながら良くなっているが、まだ重賞レベルまで至っていない現状で馬格に色気ある素材だが地の利で伏兵の域まで。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、11月12日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。