予想情報 Predict Information

レースの見どころ

 グランダム・ジャパン古馬シーズン、JBCレディスクラシックへの指定レースとなっているが2011年以降北海道7勝、南関東4勝で地元勢はゼロと大苦戦。門別・ブリーダーズGC、ノースクイーンC、兵庫・サマークイーン賞出走馬、そして5~6歳馬の活躍が特に目立つ。今年に限り11月のJBC開催地でもあるがゆえ、レディスクラシックと同じ設定であるこの一戦で実力を試す全国各地の猛者が参戦してきただけに、近年になく地元馬の戴冠へのハードルは高くなりそうだ。

本命

  • 11サルサディオーネ

CHECK!

 現在の地方競馬最強の牝馬と言っても過言ではないだろう。6月JpnIIIさきたま杯を含めグレードレース5勝と圧倒的なスピードで牡馬をも一蹴する破壊力は8歳となった今年も全く衰えがない、さらに全12勝すべてが左回りというサウスポーだ。ひとつ盲点があるとするなら昨年の金沢JBC10着惨敗だった長距離輸送での遠征競馬だろうか?この敗因が右回りという事ならば好走するための条件としては盛岡コースは適したステージ、11月JBCに向け地方馬同士、さらに定量戦なら負けてはいられない一戦。

対抗

  • 44カイカセンゲン

CHECK!

 4月の川崎・幸オープンで脚部不安を発症して競走中止も大事に至らず、その後はNF天栄で状況を見ながらじっくり調整してレース1ヵ月前には帰厩、外厩できっちり乗り込んで能力を出せる仕上がりまでもってきた。母子制覇となったロジータ記念など戦績は一級品で距離も魅力な長距離砲、広いコース向きの迫力ある決め手は盛岡向きとも思える。サルサディオーネが作るレースの流れにマッチできれば上位争いする資格は十分にある。

単穴

  • 811コーラルツッキー

CHECK!

 門別・ノースクイーンC5着からの直行ローテーションは魅力的だが、今シーズン、左回りが未勝利という現実だけは直視しておかなければならないだろう。南関東A2在籍馬という事を踏まえればここに入れば格で屈指の存在になるが「難しい面があってレースに結びつくかが鍵」と語る山崎裕師の不安が出なければ上位争いは可能とみる。

連穴

  • 33フワトロ
  • 78マルケイマーヴェル
  • 22ロカマドール
  • 79ゼットパッション

CHECK!

 昨年6着フワトロは川崎B2、B1を連勝中と勢いがあり2000m5勝と好相性。先行して流れ込む戦法だがサルサディオーネを行かせて2番手で折り合えば。昨年7着マルケイマーヴェルはフェアリーC連覇で想定していたレースをきっちり使ってきた順調度が魅力、今年のデキが昨年以上なら遠征馬の一角崩しが狙えそう。ロカマドールは今季未勝利も全国各地を遠征してきた経験値が不気味、終いは確かで展開次第か。ゼットパッションは南関東時3歳牝馬クラシック2・9・9着と実績は積んである。あとは戦法変更と千葉幸師、これが吉と出れば。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、8月27日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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