2023年10月29日(日) 盛岡競馬場
プリンセスカップ
左1400m 18:05発走
プリンセスカップ ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

2012年からグランダムジャパン2歳シーズンの対象レースとなり今年12年目。これまで岩手4勝、北海道5勝、南関東1勝と地の利がある地元勢の奮闘が目立つ。今年の2歳牝馬路線は過密日程で22日金沢・シンデレラCを皮切りに来月9日笠松・ラブミーチャン記念まで5戦と各陣営がどのレースを選択するかによって今後のポイント争いに影響を及ぼしそうだ。今年は北海道3頭、南関東1頭を迎えるが地元勢もなかなかいいメンバーを揃えてきた。中心となりそうなのは先日の金沢・プリンセスCを制したシトラステミニを下した道営・コモリリーガルとなりそうだが、左回りのワンターン1400m戦、各々の能力が存分に発揮される条件だけに紛れのある競馬となればどんな馬でも勝ち上がれる舞台。

本命

  • 814コモリリーガル

CHECK!

目下3連勝中、前走遠い地である園田まで遠征して園田プリンセスCを制したのは価値がある。良馬場1.31.0という勝ち時計も優秀で道営・認定アタックチャレンジ1.15.1の好時計で勝ち上がってきた能力値の高さにも魅力たっぷり。今回初の左回りとなるがワンターンなら問題はなさそうだし、正攻法から直線抜け出すレースぶりに完成度の高さもうかがえるだけに大崩れするイメージもない。ポイント加算にはもってこいの好条件、4連勝で一気に頂点を目指す。

対抗

  • 22プレストマーヴェル

CHECK!

今年も道営・田中淳きゅう舎の勢いが止まらない。トップクラスがゴロゴロいる陣営の中で今回はこの馬をチョイスしてきた不気味さが何とも怖いところ。新馬勝ち以降、少し精彩を欠いているもののここ数戦のレースレベルならここでいい勝負ができる素材であるのは確か。華奢なタイプゆえ長距離輸送の課題はあるが無事にクリアしてくるようなら上位争いを演じていいはずだ。

単穴

  • 46カリフィア

CHECK!

今年の北海道TSにて高い評価を得た地元期待の有力候補。芝・新馬勝ちまで過密日程だったゆえ一旦リフレッシュさせたのが良かったのか、直線失速したが前評判の高いミヤギヴァリアントに最後まで食らいつく走りを見せた2戦目、そして前走はいま岩手で一番強いと評されているフジユージーンとのマッチアップに3着完敗も牡馬相手に善戦。やや前進気勢の強いタイプで折り合い面に課題はあるものの牝馬限定ならもっと際どいレースができそうだし、陣営も前走以上のデキと太鼓判なら好勝負期待の一戦に。

連穴

  • 712コンバットスプーン
  • 711リトルカリッジ
  • 69サウスヴィル
  • 11セイバイラック

CHECK!

単穴カリフィアとの直接対決五分のコンバットスプーンはいいモノを持ってるし、臨戦過程も前走以上ならカリフィア以上の能力が引き出されても不思議はない。その2頭と対等以上の走りができるリトルカリッジ、前走から間隔が空いたのが唯一割り引かざるを得ないところだが軽くも扱えないポテンシャルがある素材。直前ピッチを上げて乗り込んできたが果たして…。道営の牝馬重賞フローラルC4着、ブロッサムC6着なら間に合ってよさそうなサウスヴィル、別路線から認定戦を圧勝したセイバイラックも前走の走りを見る限り芝ダート不問のレース巧者、現時点の勢いという点ならヒケはとらないだろう。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、10月28日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。