2023年11月7日(火) 川崎競馬場
ローレル賞
左1600m 20:10発走
ローレル賞 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

過去5年のデータから。3着以内に入った15頭の所属は川崎6頭、船橋、浦和、北海道が3頭ずつ。大井勢は苦戦を強いられていることがわかる。キャリア別に見ると、馬券対象となった馬はデビューから2~7戦のレースをこなして、ここへ駒を進めてきていた。2歳戦だからといって、出走経験の浅さを気にする必要はまったくなく、むしろ休むことなく使い込んできたタイプを割り引いて考えた方がいい。また、3着以内馬15頭のうち12頭が前走、10月にレースを消化していた。他は7月、8月、11月が1頭ずつ。9月に競馬を使って挑んできた馬は好走例がない。

本命

  • 57ミスカッレーラ

CHECK!

若武者賞2着、鎌倉記念3着のパンセを後方に追いやったのが、リバーサイドアイドル特別のミスカッレーラ。21年の東京ダービーを2着、今年のフジノウェーブ記念を制したギャルダルを兄に持つ筋の通った血統馬であり、デビューから素質の高さを窺わせている。3カ月ぶりの実戦で初コース、重賞挑戦と超えるべき課題はあるものの、あっさりクリアできるだけのスケールを感じさせる。御神本騎手への乗り替わりならマイナスにはなり得ず、無傷の3連勝へ。

対抗

  • 46テルオール

CHECK!

ローレル賞に強い地元・川崎所属馬からはテルオールをピックアップしたい。小町特別は直線入口で早々と先頭に立つ強気のレース運び。押し切りを図ったものの、さすがに道中のペースが厳し過ぎて失速。5着に終わった。それでも、見せ場は十分にあったし、控える競馬に対応できることを証明したのは収穫だったと言えよう。直前の追い切りでは古馬と併せて好タイムをマーク。調子落ちは見られず、人気に応えられなかった前走の汚名返上といきたいところ。

単穴

  • 610トレイルリッジ

CHECK!

ゴール手前で勝ち馬の強襲に屈したとはいえ、経験がなかった1500mと馬場に対応しての前走2着は評価に値する。直線で若さを覗かせながらも、連に絡んでくるあたり、さすがは社台ブランドの好素材といったところか。母オメガインベガスは13年の関東オークスを2着、14年には船橋で報知グランプリカップを制覇。南関東ゆかりの血筋であり、マイルへ距離が延びる点もプラスに働くはずだ。川崎コース2度目の上積み如何では優勝が見えてくるかもしれない。

連穴

  • 45ザオ
  • 712クロスレイジング
  • 22アメリアハート
  • 711ウインアザレア

CHECK!

ザオは新馬戦で後の若武者賞ウイナー・グラッシーズマンの2着。当時の走破タイムを1秒2更新した前走は、2着馬に2秒3差をつける大勝だった。重賞挑戦で楽な相手ではないが、森騎手とのコンビ継続は心強く上昇ぶりを買う手も。クロスレイジングは出遅れた2走前を除けば3・1・1・3着と大崩れしていない。戦法に幅があるのが長所で混戦になるようなら急浮上してくるかも。実績上位は3走前に門別で重賞を勝っているアメリアハートだが、既にデビューから8戦を消化。更なる上積みという点で疑問符がつくので連下まで。21年のローレル賞連対馬はともに母の父がゴールドアリュール。今年はウインアザレアが該当する。前がやり合う展開になれば、再度、末脚炸裂のシーンもあり得る。

提供 競馬ブック 善林 浩二

注記

当ページの情報は、11月6日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。