7月6日(木) 門別競馬場
ノースクイーン
カップ
右1800m 20:40発走
ノースクイーンカップ ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

8月17日(木)に予定されている第35回ブリーダーズゴールドカップ(JpnIII)に向けての地方馬による前哨戦。今年は南関東から2頭、佐賀から1頭、地元北海道から7頭が参戦。10頭で行われる。過去5年を振り返ると北海道所属馬が3勝、南関東所属馬が2勝。第19回大会では1着が北海道所属馬、2着が佐賀所属馬、3着が南関東所属馬。第20回大会では1、3着が南関東所属馬、2着が北海道所属馬で決着。遠征馬の活躍も目立っているだけに、出走してきた年は軽視できない。北海道所属馬では過去にジュエルクイーンが4年連続で挑戦して3・2・1・1着。地元の利も大きく、毎年好走している馬は要チェック。今年は一昨年2着、昨年優勝したネーロルチェンテが3年連続で参戦。門別の1800mも得意だし、このレース2連覇に期待が懸かる。

本命

  • 33ネーロルチェンテ

CHECK!

一昨年はハナ差2着で涙を呑んだが、昨年は1分55秒9のタイムで2着に1馬身差をつけて優勝。一昨年の雪辱を晴らして見事女王の座に輝いた。今年は前年の覇者してライバル達を迎え撃つ立場だが、前走は苦手の内回りを克服し、ヒダカソウカップ初制覇。心身とも昨年以上に充実しており、現時点での不安材料は見当たらない。門別1800mでは(6-2-1-0)と複勝圏内を外していないのも大きな強み。同一重賞2連覇へ視界は良好。

対抗

  • 55クーファアチャラ

CHECK!

昨年のこのレースでは直線の追い比べでネーロルチェンテに敗れたが、自慢の先行力をフルに発揮して1馬身差の2着に粘り込んだ。初めての1800mでも距離の壁を感じさせない走りができたことは評価していい。今回はそれ以来の1800m戦だが、これまでの戦績からも牝馬同士なら力上位は明白。前回に引き続き吉原騎手とのコンビも楽しみだし、ここに向けて調整も順調。打倒ネーロルチェンテの一番手で注目。

単穴

  • 810レディオスター

CHECK!

門別デビュー。2歳時は5戦2勝、2着3回の成績でシーズン終了後に南関東へ移籍。3歳時には3連勝して東京プリンセス賞(1800m)に挑戦して3着。続く準重賞のサルビアカップ(2000m)を優勝するなど世代牝馬の中ではトップクラスの実力を誇る。今回は久々の1800mだが、距離延長に不安はないし、底が割れていない門別コースに替わるのもプラス材料といえる。好勝負に期待。

連穴

  • 77サルサレイア
  • 66レスペディーザ
  • 11サルトアンヘル

CHECK!

今年はここまで4戦して7・14・9・9着のサルサレイアだが、ダートグレード競走でJRA勢との対決や、地元同士では牡馬の一線級が相手だったことを考えれば、あの結果も仕方ないところ。今回は牝馬限定で昨年4着のレース。門別コースも3度目なら慣れが見込めるし、前進は可能。門別転入後はA1下で2・1着の活躍を見せるレスペディーザもひと皮むけた今なら重賞でも出番があっていい。唯一の3歳馬だが、ここでも通用するだけの地力を秘めているサルトアンヘルも侮れない。

提供 競馬ブック 對馬大樹

注記

当ページの情報は、7月5日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。