7月14日(金)園田競馬場
兵庫サマー
クイーン賞
右1700m 19:55発走
兵庫サマークイーン賞 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

今年で16回目ともう夏の牝馬重賞として定着している。また、グランダムジャパン2023古馬シーズンの4戦目という位置付けのあるレース。過去15年で兵庫所属馬7勝に対し他地区遠征馬が8勝とほぼ互角。配当的には4年連続で3連単万馬券。近2年は一番人気馬が連対をしているのにもかかわらず人気薄の馬が絡んで高配当になっているので、実績に加え仕上がり具合が重要なファクターとなってきそう。今年は大井、船橋、川崎、金沢からの遠征馬と地元馬7頭の11頭立てで行われる。その11頭中、重賞勝利経験のある馬が半数以上の6頭と実力馬が揃っており、好勝負が展開されるだろう。

本命

  • 55ハクサンアマゾネス

CHECK!

百万石賞3連覇など重賞17勝と名実ともに金沢では現役ナンバーワン。デビューから4着以下になったのはJRA所属馬が相手のダートグレードレースだけ。今年初戦のオープン戦は出負けをしたことも多少影響して2着に敗れたが、その後の金沢競馬移転50周年記念では5馬身差、利家盃では7馬身差、百万石賞では2着馬に2秒9差の大差勝ちと走るごとに着差を広げている。南関東所属時には輸送競馬を経験しているが2年半前のことで、金沢所属では初めてのことなのでその点は懸念材料ではあるが、今回の出走に踏み切ったということは自信の表れと見てもいいだろう。好発から先手を奪うこの馬の競馬ができれば勝ち負けは必至だろう。

対抗

  • 33ジュランビル

CHECK!

前走の佐賀ヴィーナスカップは好スタートから番手に取り付くと、直線では力強い脚で一気に伸びる好内容で待望の重賞初勝利。昨年のサマークイーン賞ではスタート直後に躓いてしまい道中は後方2番手からの競馬になってしまったが、直線では馬群を捌いて5着に入った。今回は3か月ぶりの競馬になるが、前走も休み明けでしっかりと結果を出しているので問題はないだろう。しかも前走に引き続き下原騎手が騎乗する点も心強い。スタートを決めて好位に取り付ければ重賞連勝も十分可能だろう。

単穴

  • 66マルグリッド

CHECK!

メンバーで唯一の3歳馬。佐賀のル・プランタン賞1着、兵庫クイーンセレクションとのじぎく賞で2着と実績はヒケを取らない。前走は関東オークス(JpnII)に挑戦し5着と上々の結果。しかも直線入り口で内からぶつけられる不利がありながらしぶとく伸びてきてのもの。中距離戦の方がこの馬の力が発揮できるのでこの距離も問題はないし、前走で強い相手と揉まれているので初めての古馬混合戦も心配はいらないだろう。3年ぶりの地元馬勝利へ期待がかかる。

連穴

  • 22クリノメガミエース
  • 78ニネンビーグミ
  • 810ティーズハクア

CHECK!

クリノメガミエースは前走は案外な結果だったが中距離戦の重賞で再三好勝負をしている。この中間は意欲的に乗られ軽快な動きを見せているので調子落ちもなさそう。巻き返してくる可能性は十分にあるだろう。ニネンビーグミは昨年の兵庫クイーンセレクションとのじぎく賞を勝っている。3走前はJRA遠征、2走前は出遅れと敗因はハッキリしている。前走のように先行する競馬ができれば一発ありそう。ティーズハクアは重賞勝ちこそないものの昨年の浦和・桜花賞、川崎・ロジータ記念で2着に入る実績を残している。名古屋の名手、岡部誠騎手を鞍上に迎えて待望の重賞初勝利を目指す。

提供 競馬ブック 宮垣優

注記

当ページの情報は、7月13日(木)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。