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レースの見どころ

2016年からこの名称へ変更され7年目だが、水沢での施行は2年目。地方競馬スーパースプリントシリーズの東北地区トライアルに位置付けされており、優勝馬には習志野きらっとスプリントへの優先出走権が与えられている。近年は短距離番組の充実に伴い、特化したタイプがどんどん出てきて層に厚みが増しているが水沢は小回りコースゆえ基本的に先行系が圧倒的に有利。あとはワンターンをロスなく立ち回る事が好走条件にもなっている。

本命

  • 33キラットダイヤ

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前走の栗駒賞は道中のラップが落ちない先行馬にとって厳しい流れの中、ゴール寸前で差し込まれハナ差2着。休み明けだった事を考えれば「負けてなお強し」の印象を強く残した惜しい戦いでもあった。転入後の走りを見る限りワンターン向きのようでツーターン条件が微妙に影響したのかもしれない。間隔は空いたがここ目標にキッチリ乗り込んで照準を合わせてきただけに上積みなどを考慮しても前走以上のデキで挑めるのは確か。昨年2馬身差で振り切ったダッシュ力は屈指、ワンターン条件なら負けられない。

対抗

  • 44コンサートドーレ

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一昨年は盛岡で快勝し、昨年3着と3年連続出走。前走のスプリント戦は勝ちタイムが上々で、今年は叩き3戦目と本来のポテンシャルが引き出せるローテーションなのが魅力。キラットダイヤと同厩、同オーナーとなるだけに駆け引きが重要となりそうだが、テンのダッシュ力はキラットダイヤにヒケをとらない速さを秘める。斤量57キロというところだけで対抗としたが、逆転あっても全く不思議ないポテンシャルの持ち主。

単穴

  • 55サマニー

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前走1300m戦6着、近況大崩れする時はたいていツーターン条件であって、この馬にはワンターンの競馬が一番マッチしている印象が強い。今春から順調に使い込んでいるものの調子に浮き沈みが少ないタイプで、上がり35秒台の切れ味をコンスタントに出してくるのが強み。ただ相手関係が今までとは違うここだが、ラップが流れれば流れるほどいいタイプでもあるだけに強敵相手なら更にいい面が出てきそう。

連穴

  • 88カッチャオ
  • 89ケイティディライト
  • 77ルチルクォーツ

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カッチャオは非凡なスプリント能力があるものの、ここに入ると持ち時計で見劣り。ハナにこだわらなくなったのは好感としてもこの強力相手に正攻法のレースができるかが焦点に。ケイティディライトは今回転入初戦で力関係の比較という観点から評価の難しい局面だが、小倉ダート1000m58秒5の時計があれば短距離適性は水準以上。あとは先手ベストなだけに行き脚がつけば。ルチルクォーツは転入緒戦の前走大敗も、完調という雰囲気ではなかった、ひと叩きでどこまでの感。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、6月4日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。