予想情報 Prediction

レースの見どころ

過去4年、金沢2勝・名古屋2勝。第1回は「逃げ→外枠から好位→2番手」、第2回と第3回は「逃げ→大外枠から好位→内を回った馬」の決着。砂を入れ替えた昨年・第4回は「追込→逃げ→大外枠から先行」。金沢900mは外枠の先行馬有利でも、昨今は差しの浮上も多々。現に26日(日)の新馬戦は内側に砂補充後で内枠勢が苦しくなり、2着は後方からの突っ込み。テンの速さ・スピードはもちろん、ある程度の器用さや枠順の運も必要。

本命

  • 77ネオアマゾネス

CHECK!

直線抜け出しながらも金沢巧者の強襲に屈した2着だった昨年と同じ、徽軫(ことじ)賞勝ちから休養を挟んでの臨戦だが、今年はアクシデントがあったわけではなく単なるリフレッシュ明け。帰厩後も予定通りの調整を積めており、特に不安はない態勢。徹底先行から脱却して進化を遂げたとも言える反面、今季2勝は道中モタつき気味の直線差し切りだけに、スプリント戦への対応は少々気になるところだが、内枠でなければ極端に位置を悪くするとも思えないし、何より重賞で勝ち負けを演じてきたのは本馬だけ。負けられないメンバー。

対抗

  • 66イクゼファイターズ

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昨年3歳時も重賞以外は崩れておらず、潜在能力は高くて、まだ底を見せていない馬。A2二組を勝った今季開幕時は途上の感触。その後の方が馬体面も良化している。好走の大半が逃げだった馬だが今季は控える競馬にもチャレンジして、前々走のA2二組では2番手からでも問題なく勝ち切って進境も見せている。前走1700mも強敵を思うと上々の小差3着だが、結果的に昨季B1勝ちや今季2勝は1400m。やはり短距離の方が適性は高い。初挑戦の900mだとポジション取りは未知数だが、スピード勝負で更に良さが出る可能性あり。

単穴

  • 78ナーラック

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1勝クラスで入着ある中央時も1200~1400mで良績の短距離向き。3月に転入後もすべて逃げ戦法だが、使いつつ調子も上げてA2二組勝ち、次走の牝馬重賞・徽軫(ことじ)賞でも3~4角では逃げ切りもあるかに思えた走りで重賞好走馬相手に0秒3差と大健闘。ここまでの速さ・走りなら前走のトライアル戦はメンバー的にも1番人気は必然で、テンから目一杯に追ってはいないかの内容での勝利。上積みは見込みづらい中間の過程、相手や同型強化ではあるものの、一番の快足馬が先制しやすい外目の枠を引いただけに好レース必至。

連穴

  • 55ナムラムツゴロー
  • 44クールシャイン
  • 89アルカウン

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名古屋のナムラムツゴローは今年A2を2勝だが、いずれも競馬場移転前の逃げ。近走は新競馬場や笠松が合わなかった面もある。違う場で自分の競馬ができれば変わる余地あり、このメンバーな力負けもない。クールシャインは前走のトライアル戦でナーラックの内で食い下がって1馬身半差の2着とスプリント戦への対応力を示した。砂を被らない展開になれば上位争いの圏内。B2を逃げて連勝して挑むアルカウンは形としては格上挑戦だが、元々は中央1勝(ダート1200mで逃げ切り)のスピード自慢。適性の高いはずの舞台だけに、最前列で戦えれば楽しみ。

提供 競馬カナザワ 大井 明洋

注記

当ページの情報は、6月27日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。