2023年7月25日(火) 船橋競馬場
習志野きらっと
スプリント
ファイナル
左 1000m 20:05発走
習志野きらっとスプリント ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

6月初旬の水沢・早池峰スーパースプリントから始まったスーパースプリントシリーズ2023も習志野きらっとスプリントでファイナルを迎える。兵庫から園田FCスプリントの1、2着馬であるメイプルシスターとパー、高知からダノンジャスティス(園田FC3着馬)、そして佐賀から昨年の当レース5着馬ロトヴィグラス(佐賀がばいダッシュ2着馬)が参戦し、船橋1000mを舞台に各地のスピード自慢による真夏の電撃戦が繰り広げられる。リピーターの活躍が目立つ競走で昨年の1~5着馬が今年も出走。特に連覇を狙うギシギシとトライアルレースの一つである川崎スパーキングスプリントを勝って勢いに乗る昨年の2着馬キモンルビーとの再戦に注目が集まる。

本命

  • 34キモンルビー

CHECK!

休み明けだった前走の川崎スパーキングスプリントは外枠から好スタートを切るとそのまま押し切り、昨年の船橋記念以来となる重賞2勝目を飾った。1週前、そして最終追いではともにスピード感十分の走りで前走以上と言える攻め内容。ひと叩きされた分の上積みが窺えるし、船橋1000mは(2・4・0・0)と連対率10割の得意舞台。昨年の当レースではギシギシの末脚に屈したが、臨戦過程は今年の方が上。雪辱を果たす走りを期待したい。

対抗

  • 22ギシギシ

CHECK!

昨年は準重賞を2連勝して当レースに出走。直線では鋭い末脚でキモンルビーを捉えて初重賞制覇。その後は勝利こそないが、交流重賞に参戦したり、斤量差があって敗れるなど致し方ない面も。船橋競馬場は現在、クッション砂としてオーストラリア産の陸砂を使用しているが、昨年の当競走時は宮城県産の山砂が使用されていたため、馬場見せを兼ねて最終追いは船橋で。矢野貴之騎手を背に機敏な脚取りで走破。態勢は万全で連覇の可能性も十分。

単穴

  • 69メンコイボクチャン

CHECK!

今年の若潮スプリント覇者。前走の優駿スプリントは16頭立ての15番枠からの出走となったが、3着と崩れなかった。今回は初の古馬との対戦にはなるものの、53キロで出走できる点は魅力。2週連続で併せ馬をこなして馬体も引き締まってくればパフォーマンスを更に上げてくることも考えられる。6~8月の戦績は(2・1・1・0)とこの時季を得意にしており、一発の可能性を秘めていることは確か。2015年のルックスザットキル以来、2度目の3歳馬による当競走制覇なるか、注目。

連穴

  • 58ブンロート
  • 712サダムスキャット
  • 610カプリフレイバー
  • 711ローウェル

CHECK!

ブンロートは昨年の3着馬。前走は先行勢が苦戦する馬場傾向の中、当日唯一の逃げ切りだった点は評価できる。揉まれない位置取りなら上位争いに加わってきても驚けない。中央でOPクラスに在籍していたサダムスキャットは転入緒戦で2着。初距離への対応が鍵にはなるが、ひと叩きされた分の上積みで前進は可能。重賞2勝馬カプリフレイバーは追い切りでホライゾネットを装着。馬具の効果があれば叩き2戦目の今回、変わり身があるかも。前走で当レースの優先出走権を獲得していたローウェルはここへ向けてじっくりと調整されてきた。休み明けは苦にしないタイプ。2連勝中の勢いもあり、相手強化でも侮れない。

提供 競馬ブック 髙橋 佑典

注記

当ページの情報は、7月24日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。