注目馬情報 Attention

アルクトス

牡6 JRA 栗田徹厩舎 通算20戦8勝

父:アドマイヤオーラ
母:ホシニイノリヲ
母の父:シンボリクリスエス

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昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯をダート1600mの日本レコード1分32秒7で制した快足馬。この年の南部杯は、前年の勝ち馬サンライズノヴァ、フェブラリーSの覇者・モズアスコットが参戦するハイレベルなメンバー。これを直線で接戦の末に競り落としていることからも、地力の高さは相当だ。初浦和だが、全8勝中7勝を左回りで挙げているサウスポー。地方馬場向きの先行力も魅力で、あとは小回りコースを攻略できるかが鍵。

エアスピネル

牡8 JRA 笹田和秀厩舎 通算25戦4勝

父:キングカメハメハ
母:エアメサイア
母の父:サンデーサイレンス

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前走の読売マイラーズCこそ久々の芝戦で8着だったが、2走前のフェブラリーSでは2着と好走。上がり最速を繰り出し、勝ったカフェファラオにコンマ1秒差に迫る、負けて強しの競馬を展開した。手綱を執った鮫島克駿騎手は「ロスなく立ち回って、しまいを生かしたいと思っていた。わずかな着差なので、自分の乗り方次第だったかと思うと悔しい。以前より、状態はすごく良くなっている」と話しており、初の交流参戦で、どんな手綱さばきをみせるか。

ワイドファラオ

牡5 JRA 辻野泰之厩舎 通算17戦4勝

父:ヘニーヒューズ
母:ワイドサファイア
母の父:アグネスタキオン

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ニュージーランドトロフィー、ユニコーンSを含め、重賞3勝の実力派。今年復帰初戦のフェブラリーSこそ14着と大敗したが、前走のかしわ記念は4着と、使いつつ調子を取り戻している。前走時、514kgという大型馬だが、カーブのきつい小回りコースでも加速しつつ先行できるのが強み。同じ浦和1400mのテレ玉杯オーバルスプリントで2着の実績があり、コース適性は証明済みで、スンナリ先行できれば怖い存在だ。

ノボバカラ

牡9 JRA 森秀行厩舎 通算56戦9勝

父:アドマイヤオーラ
母:ノボキッス
母の父:フレンチデピュティ

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昨年のこのレースの覇者が、今年も参戦。前年のさきたま杯は、後続を引き離して逃げるノブワイルドを直線で捕らえて差し切る鮮やかな勝利だった。2走前の東京スプリントでは0秒2の4着。前走のかきつばた記念は離されたとはいえ5着を確保と、9歳になっても衰えは感じられない。元南関所属の戸崎圭太騎手に手綱が戻り、連覇なるか注目だ。

ハイランドピーク

牡7 浦和 小久保智厩舎 通算28戦6勝

父:トーセンブライト
母:ハイランドダンス
母の父:ゼンノロブロイ

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ここが中央からの転入初戦となるが、デビュー2戦目からダートで使われ、18年のエルムSを制したほか、重賞戦線で上位争いに加わった実績がある。ここ2戦は着順こそ6、9着だが、メンバー中2番目の上がりで鋭く伸びる見どころある内容。札幌、函館で良績があり、小回りコースへの対応も可能だろう。距離短縮がどう出るかだが、展開次第で好勝負可能とみた。

過去3走の競走成績

  • 2021/03/07 中山 右1800m総武S

    9

  • 2021/01/10 中山 右1800mポルックスS

    6

  • 2020/12/12 中山 右1800m師走S

    13

ベストマッチョ

セン8 川崎 佐々木仁厩舎 通算32戦7勝

父:Macho Uno
母:Encore
母の父:Storm Cat

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昨年のテレ玉杯オーバルスプリントでは、3コーナー過ぎから勝ったサクセスエナジーと馬体を併せて4コーナーに。直線でいったん置かれても再度盛り返す勝負根性を発揮し2着に粘り込んだ。休み明けも強敵相手に善戦しており、前走の東京スプリントではコンマ9秒差の6着。2、1、2着とベストの浦和1400mに変わっての変わり身が期待できる。

(志賀 浩子)

注記

当ページは、5月20日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。