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レースの見どころ

2019年は3連単27万超えの高配当だったが、近10年で1番人気馬が3着内7度とJRA人気馬の好走が目立ちダートグレード競走らしい結果。逃げ馬も6連対と小回りコースの特徴がそのままあたる。連対馬20頭中19頭が道中4番手以内で、機動力が必須。4月12日マリーンカップ以来の古馬牝馬ダートグレード競走で前走は栗東Sに出走した2頭以外バラバラで、この時季に調子を上げてくる牝馬限定のレースだけに、ローテーションの見極めも大事なファクターとなる。出走頭数は少ないものの、新女王候補グランブリッジVS南関東ナンバーワン牝馬スピーディキックの二度目の対決は見もの。

本命

  • 89スピーディキック

CHECK!

ホッカイドウ競馬でデビューし重賞2勝。南関東に移籍し、東京2歳優駿牝馬→桜花賞→東京プリンセス賞のSI3連勝達成。関東オークスは3着も、その後戸塚記念、ロジータ記念、東京シンデレラマイルを3連勝。対3歳牡馬、対古馬牝馬にも力の違いをみせ、いざJRA・フェブラリーSへ。初物づくしでも6着に健闘。前走かしわ記念も6着という結果だが、勝ち馬のメイショウハリオは帝王賞連覇の偉業、先着したイグナイターは次走さきたま杯勝ちでダートグレード3勝目をマーク。レベルの高いメンバーにもまれた経験を生かしライバル・グランブリッジ相手に関東オークスの雪辱を期す。

対抗

  • 11グランブリッジ

CHECK!

新馬戦では7着も3歳1月に未勝利勝ちを皮切りに一走ごと力をつけて、ここまで交流重賞4勝と実績面ではメンバー随一。川崎コースは昨年の関東オークス、前走エンプレス杯勝ちで2戦2勝とコース相性は抜群だし、重賞連破で勢いに乗っているのは確か。特に前走のエンプレス杯はスタートひと息で砂をかぶる展開も、ひるまずに力強く抜け出す完勝。今回休み明けで1600mは初経験だが、仕上がりに不安はなく器用に立ち回れる強みを生かせば牝馬重賞3連勝も夢ではない。

単穴

  • 77レディバグ

CHECK!

新馬戦1着後いきなり兵庫ジュニアグランプリに挑戦し2着と2歳時から素質を証明。そこからオープン勝ちまで時間は要したが、南関東でのマイル重賞は5、2、2着と勝ち星はないものの好成績。JRAでは1400m中心のローテーションで少し忙しい印象だが、川崎マイルはベストの条件といっていい。リピーターが活躍するレースでもあり、昨年2着の同馬が大物喰いの可能性も。

連穴

  • 44タガノクリステル
  • 55ノーブルシルエット

CHECK!

タガノクリステルは初勝利まで9戦要したが、未勝利戦を勝利後、約1年でオープンまで登りつめた。特に前走、勝ち馬アイオライトは別格で大きく離された2着だが、スタートから出していってインを粘る好走。軽い馬場ならオープンで通用する。1700mで連勝しており、距離は問題ない。転入初戦のノーブルシルエットはJRAオープンで6、5、4着と入着圏内でいきなり重賞で通用の下地はある。脚質からも川崎コースにマッチしそう。

提供 日刊競馬 鈴木 宏哉

注記

当ページの情報は、7月4日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。