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レースの見どころ

各地方競馬場で行われるネクストスター競走の優勝馬や、交流重賞のJBC2歳優駿や兵庫ジュニアグランプリ。盛岡の南部駒賞や、南関東では川崎の若武者賞、鎌倉記念、船橋の平和賞、大井のゴールドジュニア、ハイセイコー記念、浦和のルーキーズサマーカップなど多くのレースの優勝馬や上位争いを繰り広げた馬達が川崎競馬場に集い、その雌雄を決するレース。ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズの対象競走で、現に昨年の優勝馬デルマソトガケは、ケンタッキーダービーに出走して結果的には6着だったが、次走ブリーダーズカップクラシックに挑戦して2着に好走している。中央からはJBC2歳優駿の優勝馬、兵庫ジュニアグランプリの1~3着馬。地方からはネクストスター佐賀、鎌倉記念、若武者賞、ルーキーズサマーカップの優勝馬が顔をそろえ、レベルの高いレースになること間違いなし。

本命

  • 812フォーエバーヤング

CHECK!

新馬戦もそうだったが、2戦目で迎えたJBC2歳優駿もスタートしてからの反応が悪く、道中はかなり置かれてしまい厳しい位置取りとなった。それでも3~4コーナーで上がって行き、そこから直線更に脚を使って抜け出す強い勝ち方。小回りの川崎コースに替わるのはプラスではないが、そのポテンシャルはかなりのもの。初めての左回りに加え、今回は距離が短縮されて流れも今までとは違うはず。しかし、向正面あたりから早めにスパートして、まくり気味に動いて直線抜け出す姿が想像できる。

対抗

  • 79サトノフェニックス

CHECK!

阪神ダート1200mの新馬戦を勝ち、休み明けの次走・阪神ダート1400mヤマボウシ賞ではナスティウェザーを破って2連勝。兵庫ジュニアグランプリではゴール前イーグルノワールとの叩き合いに敗れはしたが高く評価できる内容。内々で揉まれる競馬で結果を残したのは大きい。初めての左回りでナイター競馬と課題はあるが、競馬が上手なので大崩れはしない。また祖母グレイスティアラは、2005年にこのレースを勝ち、他にもエーデルワイス賞や兵庫チャンピオンシップを勝っているという点からも期待できる。

単穴

  • 11イーグルノワール

CHECK!

阪神芝1600mの新馬戦こそ4着に敗れたが、その後はダート路線に切り替えて3連勝で兵庫ジュニアグランプリを制した。好位で流れに乗れる器用さがあり、派手な勝ち方はしないもののきっちり結果を残すタイプ。相手なりの走りができるのが強味で、このタイプは大崩れしない。血統的にもスキーパラダイス、エアトゥーレ、アルティマトゥーレの流れをくみ、活躍馬を多く輩出している血統だ。左回りは経験済みだし、この馬格なら今の川崎の馬場にも対応できるはず。

連穴

  • 710ナスティウェザー
  • 68ゼルトザーム
  • 22ウルトラノホシ
  • 33アムクラージュ

CHECK!

ナスティウェザーは、函館ダート1000mの新馬戦を勝って挑んだ函館2歳ステークスでは、道悪の芝で全く力を出せず13着に敗れたが、その後はダート路線に切り替え、初戦はサトノフェニックスにクビ差の2着に敗れはしたが、次走京都ダート1400mのなでしこ賞で鮮やかな差し切り勝ちを決めた。パイロ産駒ということで地方のダート適性は高いはずで、上位争いに加われる。ゼルトザームは新馬戦、函館2歳ステークスを制したが、京王杯2歳ステークスで11着に敗れ、そこから挑んだ兵庫ジュニアグランプリでは上位2頭とは離された3着。しかし、悲観する内容ではないし、ヘニーヒューズ産駒で1600mには対応できる。佐賀のウルトラノホシは既にネクストスター佐賀とカペラ賞を制している。早めに小向トレセンに入厩し、追い切りは川崎競馬場で追ってコースを経験。力の比較は難しいが潜在能力は高い。アムクラージュは、地元ルーキーズサマーカップを快勝したが、鎌倉記念では4着に敗れた。その後はここ目標に乗り込み、仕上げは万全。コース2度目で前走のようなことはない。

提供 勝馬 山形宗久

注記

当ページの情報は、12月12日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。