予想情報 Prediction

レースの見どころ

一生に一度のレースかもしれない神奈川記念・・・
今回、川崎記念JpnIが1月から4月へ移動に伴い2023年度は替わりとして神奈川記念が12月に行われ、格付けされない交流重賞は大変珍しいが全国ダート競馬界の抜本的見直しの影響で今回限りの開催になると思われる。競馬ファンとしても一生に一度かも?しれないレースを是非馬券として形におさめて保管したいものだ。距離は川崎記念の2100m→1600mと短縮され、2月中旬に行われるフェブラリーSへのステップレースにもなりそう。今回メンバーをみても中央勢以外にも地方勢が活躍しそうな雰囲気がありまさに混戦模様といった所だろうか、接戦が予想され目の離せない戦いになりそうだ。

本命

  • 33キャリックアリード

CHECK!

地方初挑戦となるキャリックアリードは深いダートコースにも適応可能と判断している。前走3勝クラスを勝利後は一旦放牧出ており、船橋のクイーン賞を見据えつつの調整が続いた。高橋文調教師はこれについて結果的には仕上がり良好な状態で挑めると語っている。左回りの方がこの馬には合っており、鞍上が名手御神本騎手というのも心強い。斤量も54kgと恵まれておりメンバーをみても抜け出た存在はいない。ここを勝って更なる高みへのステップアップとして考えていいだろう。

対抗

  • 66オマツリオトコ

CHECK!

前走久々の短距離レースに不良馬場+出遅れが響き参考外とみていいだろう。2走前のサマーチャンピオンでは中団でレースを進めるも前の逃げ馬を捉えきれず2着と惜敗。この馬は中央よりも地方のダートが間違いなく合っていると感じていて、昨年の全日本2歳優駿ではあのデルマソトガケにこちらも差のない2着と健闘した競馬の経験もある。末脚勝負になると思うが、展開次第でスローペースになる様なら早め前につけて好位で3~4角を周り最後の直線で持ち前の脚を発揮する事も可能。改めて期待したい。

単穴

  • 55ユティタム

CHECK!

中間の動きが絶好でスピード感溢れる走りで仕上がりは前走以上とみている。前回は休み明けと古馬初対戦という事もあり掲示板を外してしまったが、距離や力関係は確認できた思う。それほど離される内容でもなく、使った事で更に良化が見込め、好勝負が期待出来るだろう。鞍上も川田騎手に戻りこの馬の良さや勝ち方を知るジョッキーに手綱を託した。ここ川崎の地で改めて見直したい。

連穴

  • 811ニューモニュメント
  • 44ヴィブラフォン
  • 78バーデンヴァイラー

CHECK!

ニューモニュメントは終いを活かす競馬を得意としており、展開次第で変わってきてしまうが能力はある馬。地方の砂は合っているので、この距離短縮がどう影響するのかが注目したい。ヴィブラフォンは単騎逃げ濃厚で流れはこの馬で決まるだろう。この馬なりのスムーズな競馬で最後直線を迎えたならば最先着までみえてくる。バーデンヴァイラーは今年の佐賀記念勝ち馬で能力は高い。ただマイル初挑戦に斤量60kgと障壁があるので、この壁を乗り越え力の差を見せつけられるか。

提供 日刊競馬 山本 翔太

注記

当ページの情報は、12月13日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。