レース紹介 Introduction

2018年までは3歳馬による準重賞で、19年に重賞へ昇格。今回から新たな3歳ダート三冠競走の前哨戦のひとつとして、中央と交流のJpnIIIとなった。地方馬は上位2頭、中央馬は5着以内の上位2頭に一冠目の大井・羽田盃JpnIへの優先出走権が付与される。三冠競走のすべてが実施される大井競馬場で、羽田盃JpnIと同舞台の1800mにて争われる。(栗田 勇人)

実施日
2024年2月14日(水)
競馬場
大井競馬場
距離
ダート右回り 外1800m
出走資格
サラブレッド系3歳
1着賞金
2000万円
負担重量
賞金別定(基準重量56kg、牝馬2kg減)
JRA所属馬は2024年2月9日までの収得賞金500万円超、地方所属馬は2024年2月9日までの地方所属時の総収得賞金1200万円超で1kg増

レース体系

体系図の要素説明
雲取賞 体系図

歴史

特別戦として行われていた1984年の勝ち馬ロツキータイガー(船橋)は南関東三冠(当時)の東京王冠賞を勝利すると、のちにJRA東京・ジャパンカップGIでシンボリルドルフの2着に健闘。その後もサプライズパワー(船橋)などクラシックの優勝馬を出し、当レースが重賞に格上げされた2019年の勝ち馬ヒカリオーソ(川崎)は令和最初の東京ダービー馬に輝いた。23年度(24年)からJpnIIIのダートグレード競走となった。(栗田 勇人)

コース紹介

大井・右1800メートル

レディスプレリュード コース

ホームストレッチからの発走で、1周1600mの大井外回りコースを1周+200mの1800mで行われる。フルゲートは16頭。スタートして1コーナーまでが300mほどで、逃げ馬が何頭かいれば先行争いが激しくなってハイペースになることも。外回りコースの直線は386mと長く、差し、追い込み馬の台頭も期待できる。(斎藤 修)

アクセス

開催場所
大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
公共交通機関
東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
車・タクシー
「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
駐車場
1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
HP
http://www.tokyocitykeiba.com/