予想情報 Prediction

レースの見どころ

1800mの重賞に格上げされた2019年以降のデータを参考に。3着以内馬15頭すべてがマイル以上の競馬に出走しており、14頭がデビューから4~9戦で挑んでいた。距離経験、キャリアは注目すべきファクターだ。また、連対馬10頭中9頭が重賞レースで馬券に絡んでおり、ハイレベルなレースで戦果を挙げてきた馬達が、ここでも上位に食い込んでくる可能性が高い。ステップレースに目を転じると、前年の全日本2歳優駿を走っていた組が(3・3・1・5)と好成績を残している。枠順別では6~8枠に入った馬が、3着以内馬15頭中9頭を占める。揉まれることなくスムーズに運べる外枠有利の傾向が強く出ている。

本命

  • 713イーグルノワール

CHECK!

今年からダートグレードレースに格上げとなり、今までのデータが役立つかどうかは微妙だが、同馬は前述したプラス材料すべてに合致する。全日本2歳優駿はひと言、相手が悪かっただけ。3着には0秒5差をつけての2着だから、レース内容は高く評価できる。このレースの5着以内に入ったJRA勢上位2頭に優先出走権が与えられる第一冠・羽田盃は、JRA勢の出走枠が僅か4つしかなく、強敵不在のここで早々と確定させておきたいところ。

対抗

  • 48ウルトラノホシ

CHECK!

全日本2歳優駿は流れに乗り切れず凡退したが、ブルーバードカップは4コーナーで大きなロスがありながらも、0秒2差4着に好走。JRA勢相手でも互角に戦えることを証明した。見栄えのする好馬体、パワフルな走りっぷりからも、将来性はかなりのもの。走り慣れた地元と同じ右回りコースに替わって、楽勝したカペラ賞と同じ1800m戦。フルゲート16頭立ては試練となるが、スムーズに捌くことができれば、ここ2戦とは違った結果が期待できそう。

単穴

  • 36クルマトラサン

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デビュー戦を大勝した後、ゴールドジュニア、ハイセイコー記念、ニューイヤーカップと異なる距離、競馬場での重賞ですべて3着以内に入る活躍ぶり。能力の高さ、レースセンスの良さは目を見張るものがある。放牧明けをひと叩きされたことで、追い切りの動きが良化しているし、今度は実戦での粘りが変わってくるはず。血統やレースぶりから1800mへの対応が鍵になりそうだが、完成度の高さでカバーできれば。

連穴

  • 59アマンテビアンコ
  • 510ライゾマティクス
  • 35ブルーサン
  • 816サントノーレ

CHECK!

アマンテビアンコは南関東で重賞を何度も勝ったユキチャンの仔。プラタナス賞でイーグルノワールの後塵を拝したものの、脚質や血統を考慮すれば、大井の1800mが舞台なら逆転も。ライゾマティクスは相手なりで大崩れしない点が長所。混戦必至の多頭数競馬だけに、上位食い込みがあっても驚けない。ブルーサンはダート1800mで2勝、2着2回。距離適性ではメンバー中最上位と言える。理想の単騎逃げに持ち込めれるかどうか。サントノーレは全日本2歳優駿において、JRA勢に割って入り地方所属馬最先着を果たした。好相性の外枠から穴をあけるシーンも。

提供 競馬ブック 善林 浩二

注記

当ページの情報は、2月13日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。