
レースの見どころ
本競走は今年で25回目を迎える。第1回目の施行以来23年連続JRA馬勝利の歴史があり、地方馬にとって高い壁となっていたが、昨年、川崎フォーヴィスムが勝利し、その記録に終止符が打たれた。一昨年の勝ち馬で昨年ハナ差2着サンライズホーク、ここまで掲示板を外していない堅実派サンライズフレイム、今年春の兵庫チャンピオンシップで1・2着した3歳馬マテンロウコマンド、ハッピーマンと今年もJRA勢は強力布陣だが、地方勢も負けていない。 一昨年3着、昨年4着と毎年このレースで結果を出しているスペシャルエックス、今年に入って重賞5勝と勢いある3歳馬ケイズレーヴは名手吉原騎手を背に、地元馬初制覇の期待がかかるエコロクラージュらにも十分チャンスあり。

ここまで16走して掲示板を外していない堅実派。直線勢いよく上がってきて一旦2番手に立ったが、最後詰め切れなかった前走・武蔵野ステークスの内容を見ると、ベストパフォーマンスを出せるのは全8勝中7勝を挙げる今回の1400m戦。他のJRA出走馬と違い初めての園田登場になるが、2走前の浦和・オーバルスプリントでコース形態の違いはあれ、小回りコースにも対応できることは証明しているし、先に述べたよう距離もベスト。トップハンデは実力の証、首位争い。

初勝利までに4戦を要したが、そこを皮切りに4連勝。今年春に行われた兵庫チャンピオンシップでは好位から力強く抜け出し、同レース出走2着ハッピーマンに2馬身差V。前走の武蔵野ステークスでは直線終始前が壁になり、まともに追えたのは最後の1Fのみと度外視利く内容。その前走を除けば少し距離が忙しく見えた北海道スプリントC、古馬初対戦だった2走前をいずれも2着と崩れていない。斤量57キロも背負い慣れており、特に気にならないし、出脚の付けやすい好枠も当たった。春快勝の舞台で再び輝きを取り戻す。

一昨年の覇者で、昨年も最内枠で砂を嫌がり最後方まで位置を下げたが2角過ぎから一気の捲り、勝ち馬にはハナ差及ばなかったが3着には5馬身差と負けて強しの内容だった。近走はレースに行って気難しさが出てしまいフルに力を発揮できていないが、ここは得意の舞台だし、今年は2年前に勝利した9番枠をゲット。これでレースの流れには乗りやすくなるはず。スタートを決め、道中気分良く運べさえすれば一変も。

まずは名古屋所属のケイズレーヴ。兵庫チャンピオンシップでは、勝ち馬で今回出走もしているマテンロウコマンドから0秒9差5着。そこから重賞4連勝、特に2走前のゴールド争覇では実績十分のマッドルーレットら古馬を撃破。前走で連勝はストップしたが、勝ち馬にうまく乗られてのもの。鞍上には昨年同レース制覇の名手吉原J、軽量生かして一角崩し狙う。スペシャルエックスは一昨年3着、昨年4着。2歳時の兵庫ジュニアGP2着と勝ち星にこそ手が届いていないが、園田で行われるダートグレード交流重賞で常に好走。長期休養明けを2度叩いて調子が上向いての参戦にも好感が持てる。園田の鬼を背に迎え、もうひと押し出てこれば。ハッピーマンは2歳時の兵庫ジュニアGPを勝利、今年5月兵庫チャンピオンシップで2着とコース適性の高さは十分。夏場の2走は成績を落としたが、馬体が回復した前走は着差以上に強い内容で勝利。弾みがついての参戦、得意コースで一発警戒。
提供 競馬ブック 松原 秀隆
注記
当ページの情報は、12月24日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。