注目馬情報 Attention

ミッキーファイト

牡4 JRA 田中博康厩舎 通算10戦7勝

父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母の父:スペシャルウィーク

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「しっかり後ろ重心で走れるようになってから、以前みたいにハミに頼らなくなってきた」と語るのは田中博康調教師。そんな変化のお陰で以前以上に安定して走れるようになると、前走のJBCクラシック(JpnI)は2着に3馬身、3着には8馬身の差をつけて完勝した。これで前々走の帝王賞(JpnI)、3走前のアンタレスS(GIII)と重賞を3連勝。通算の重賞勝ち数も中央、交流を合わせて5勝目となった。その後はチャンピオンズC(GI)という話もあったが、早々に東京大賞典に目標を切り替えた。「前走後はノーザンファーム天栄に放牧しましたが、次がここと決まった後は、それに合わせ帰厩させて、仕上がりは万全です」と田中調教師は語ると、更に次のように続けた。「とにかく全てに於いて順調です」。

(平松 さとし)

ナルカミ

牡3 JRA 田中博康厩舎 通算7戦5勝

父:サンダースノー
母:オムニプレゼンス
母の父:ディープインパクト

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不来方賞(JpnII)、ジャパンダートクラシック(JpnI)等、4連勝で迎えた前走のチャンピオンズC(GI)。単勝オッズ2.2倍の1番人気に支持されたが、まさかの13着に惨敗。連勝中のハナへ行く競馬が出来ず、モマれると呆気なく後退してしまった。「もちろん残念ですけど、悪い形としては予測も出来る結果でした」と語るのは管理する田中博康調教師。「中央の古馬も混ざった16頭立てとなると、それまでとは条件が違い過ぎました」と続けた。その後は在厩で調整。「幸いデキ落ちはないし、潜在能力は間違いなく高く、右回りに戻るのも好材料なので、前走の敗戦が尾を引かなければ巻き返してくれるはず」と調教師は締めた。

(平松 さとし)

ナチュラルライズ

牡3 JRA 伊藤圭三厩舎 通算7戦5勝

父:キズナ
母:レディマドンナ
母の父:Distorted Humor

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ダート三冠のかかった前走だが残念ながら2着。掛かりまくったまま東京ダービー(JpnI)を逃げ切る等、元々難しいタイプで、管理する伊藤圭三調教師は「砂を被る競馬で、勝った馬にうまく逃げ切られてしまいました」と語る。それでも「自分の時計では走れていたし、スムーズに走れて折り合いもついたので収穫はあった」と続けた。中間は北総乗馬クラブで良いフォームで走れるように再教育。帰厩後はBダートコースでじっくり距離を乗って調整。「気性面は競馬に行かないと分からないけど、3歳秋なので成長している事を期待」と同師。またメンバー構成を見て「流れてくれそうなので、折り合いは楽になると思う」とも推察する。そうなると二冠馬の底力は軽視禁物だ。

(平松 さとし)

ディクテオン

セン7 大井 荒山勝徳厩舎 通算30戦10勝

父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母の父:キングヘイロー

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JRA所属としてダートグレード3勝、帝王賞3着と活躍。大井に移籍後も川崎記念で2着、帝王賞4着と、ハイレベルなメンバーで好走を続けてきた。そして9月に韓国のコリアカップへ遠征すると、抜群の末脚を繰り出して勝利。地方所属としては初となる海外ダート重賞制覇を果たした。今回はそれ以来の実戦となるが、荒山勝徳調教師は「放牧に出して11月下旬に帰厩。しっかり乗り込んできて、韓国のときよりいい状態です。この舞台は合いますし、少なくとも地方馬では最先着できるのではないかな。乾いた馬場が理想ですね」と順調な仕上がりを強調する。もともと大井2000メートルを狙っての移籍だけに、条件はベスト。得意の良馬場になれば好勝負が可能だ。

過去3走の競走成績

(大貫 師男)

ホウオウルーレット

牡6 JRA 栗田徹厩舎 通算26戦7勝

父:ロージズインメイ
母:オメガフレグランス
母の父:ゴールドアリュール

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前々走のシリウスS(GIII)で強烈な末脚を発揮し、重賞を初制覇。前走の浦和記念(JpnII)は小回りの競馬場への対応がキーになると思われたが、コース形態を考慮したか、岩田康誠騎手がこの馬としては普段より前の位置で競馬をさせて重賞連勝を果たした。管理する栗田徹調教師は次のように語る。「いつもより良い位置につけて競馬を進められて、3~4コーナーの騎手の進路取りにも馬が応えてくれました」。前走後は在厩で調整され、名古屋大賞典との両睨みだったが、東京大賞典(JpnI)に使える事が判明した時点で一本に切り替えて仕上げられた。「当初はボーダーライン上でしたが18日には東京大賞典へ向かうプランの追い切りメニューをこなせ、好調を維持しています」と栗田調教師は言う。

(平松 さとし)

アウトレンジ

牡5 JRA 大久保龍志厩舎 通算18戦7勝

父:レガーロ
母:クイーンパイレーツ
母の父:キングカメハメハ

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8走前、重賞初挑戦のみやこSで2着に好走すると、次走の浦和記念では2着以下を6馬身突き放す圧勝劇で交流重賞制覇を果たす。その後2走は人気に応える走りはできなかったが、4走前の平安Sでは好位からの正攻法で押し切り、中央重賞初勝利を手にした。続く帝王賞では、後にJBCクラシックを圧勝するミッキーファイトを相手に、クビ差僅差の2着に好走。ダート界でトップレベルの実力を持っていることを証明した。みやこS、チャンピオンズCは勝ち負けに持ち込めなかったが、「1800mでは抱えるところがなかったと松山騎手が言っていました。GI級メンバーなら2000mの方が競馬はしやすいと思います」と大久保龍師。リベンジに期待。

(競馬ブック・三宅俊博)

キングズソード

牡6 JRA 寺島良厩舎 通算19戦8勝

父:シニスターミニスター
母:キングスベリー
母の父:キングヘイロー

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23年JBCクラシック、24年帝王賞とJpnIを2勝。ウィルソンテソーロなどを退けたことがある実力馬。重賞では一度も掲示板を外したことがない。屈腱炎で1年3カ月もの長期休養を余儀なくされたが、今年10月の日本テレビ盃でようやく復帰。上々の滑り出しを見せ、続くJBCクラシックで4着。勝負どころで置かれてしまったあたりにまだ本調子ではない雰囲気はあるが、最後はもう一度加速して差を詰めようとしていた。やはり底力はある。叩き3走目の今回はもう一段階上がってきそうだ。大井2000mは実績十分。ベストの舞台とも言える。ここも早めの立ち回りで渋太さを生かせるかどうか。ミッキーファイトをうまくマークしていきたい。

(競馬ブック・広瀬健太)

アラジンバローズ

セン8 兵庫 新子雅司厩舎 通算30戦9勝

父:ハーツクライ
母:シークレットアセット
母の父:Awesome Again

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前走の園田金盃は伸びに精彩を欠き9着。地元馬同士での一戦だっただけに、正直物足りなさを覚える結果だが、同馬を管理される新子雅司調教師は「小回りコースより広いコースの方が向いているタイプ。改めてその点を感じさせられる内容でした」と談。確かに近走を見れば、地方馬場でも比較的広いコースでの好走が多い。頷ける敗因だ。その点からすれば、今回は園田よりも広いコースの大井が舞台。「前走がまったく走り切れていなかったので反動はありません。元々金盃よりも今回の競走を目標に置いていました。JBCクラシックでは見どころある走りもできていましたし、1つでも上の着順を狙って行きたいです」と師も巻き返しに期待を寄せる。

(中司 匡洋)

ナイトオブファイア

牡3 大井 渡邉和雄厩舎 通算10戦5勝

父:ホッコータルマエ
母:ノーズトウショウ
母の父:ブラックホーク

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2歳11月のデビューから4連勝をマークし、重賞初挑戦だった京浜盃で3着に好走。続く羽田盃でも勝ち馬に次ぐ上がり3ハロン37秒3の末脚で2着に食い込んだ。その後の二冠は今ひとつだったが、その間の戸塚記念を制すなど、南関東の3歳ではトップクラスの力を示してきた。初の古馬戦だった前走の浦和記念は5着。レース後、吉原寛人騎手は「パワーのある馬。ペースが落ち着いたので、初の古馬戦でも上手にまとめてくれました。ただ、もう一段のパワーアップが欲しいかな。跳びが大きいので、ゆったりしたコーナーのほうがいいと思います」と課題を挙げつつ、一定の評価を口にした。広い地元コースに替わるのはプラスで、GIのメンバーでも軽くは扱えない。

(大貫 師男)

グランブリッジ

牝6 JRA 新谷功一厩舎 通算26戦7勝

父:シニスターミニスター
母:ディレットリーチェ
母の父:ダイワメジャー

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3歳春の関東オークス以降すべてダートグレード競走へ出走。牝馬のトップクラスとして活躍を続け、ここまで重賞で5勝、2着9回、掲示板を外したのも僅か2回。そのうちGI級では勝利こそないものの2着が4回あり、その中には川崎記念も含まれる。そこまで大きくない体で牡馬に伍して大崩れのない成績を残してきた本馬も6歳の暮れを迎え、今回がラストランの予定。重賞で掲示板を外した2回が今年という点は気になるが、3走前は出遅れ、2走前は久々の影響もあったか。大井2000mは昨年の帝王賞と当競走で4、5着。中間は今年一番と言っていいほど調教で負荷をかけられ、調整過程は濃い。相手は強力だが自身の力を出せるデキにはあるだろう。

(競馬ブック・森田昌樹)

注記

当ページは、12月24日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。