2023年8月13日(日) 佐賀競馬場
ロータス
クラウン賞
右2000m 18:15発走
ロータスクラウン賞 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

直前で九州ダービーを制したテクノゴールドが出走を回避し、佐賀3歳3冠目となるロータスクラウン賞は佐賀皐月賞を優勝したネオシエルがV最短候補となりそう。佐賀皐月賞は(ネオシエル)、九州ダービー栄城賞は(テクノゴールド)と今年も佐賀3歳3冠馬は出なかったが、九州産馬のネオシエルが世代屈指の素質を見せつけて佐賀競馬を盛り上げてくれている。地元デビュー馬のブレイブアモーレも着実に力を付けて前走は古馬のオープン馬を相手に3着と好戦した。ダービーでネオシエルに先着しただけの力はあるしこの2頭の対決となりそう。好調キープ中のリネンマンボ、重賞初挑戦となるサトミノアサヒも連勝内容が良く、勢い的にも軽視はできない。2歳時に活躍していたアストライオスもジワジワと上昇中である。状態良さそうなフミタツエンペラーも重賞初挑戦となるが先行型は少数だしうまく先行できれば残り目はありそう。

本命

  • 89ネオシエル

CHECK!

2歳時に門別から移籍して来て通算5勝を挙げた。当地所属となっての初戦は小倉のひまわり賞だったが初めての芝の割に1秒2差と大きく負けなかった。その後は盛岡の南部駒賞に遠征し強豪相手に3着と好戦する活躍。地元佐賀のJAR交流たんぽぽ賞でも勝ち馬と差のない走りを見せつけたし、B級古馬とも互角に戦っていた。3歳1冠目となる佐賀皐月賞を制し、次走の九州ダービー栄城賞は押し出されるようにハナを切る形となったが、それが裏目に出てまったく真剣味がなく不完全燃焼に終わった。やはり前を追いかける形がベスト。高知優駿を使った後は休養先の坂路でビシビシ追われて帰厩。最終追い切りもこの馬らしいパワフルな動きで仕上がり面は問題ない。地元馬同士なら間違いなく素質は上。ライバルのテクノゴールドが不在となればチャンス十分とみたい。

対抗

  • 810ブレイブアモーレ

CHECK!

この馬も2歳時に門別で1勝して佐賀へ移籍して来た。当地初戦を楽勝し、その後も地道に勝ち星を積み重ね佐賀ユースカップで重賞初制覇を飾った。1冠目となる佐賀皐月賞は見せ場なく終わったが、2冠目の九州ダービー栄城賞ではスパッとキレる末脚を披露して2着と好戦しネオシエルに先着を果たした。同距離で勝ち馬が不在となれば展開ひとつでこのタイトルを狙える位置にはいる。直前は古馬のオープン馬を相手に3着と見せ場を作っていたし急激に力付けてきている。中間もシッカリと攻めを消化し万全の態勢で臨めそう。好枠とも言える枠順を貰ったし馬体もひと回り成長してパワーアップ中。ネオシエルとの対決が非常に楽しみ。

単穴

  • 55リネンマンボ

CHECK!

JRAから移籍して当地で8戦を使われた。初戦を快勝した後は勝ち星に恵まれていないが、佐賀皐月賞と九州ダービー栄城賞で4着し、佐賀ユースカップでは3着と重賞路線でも活躍してきた。主力2頭とは少し力の差は感じるがフットワークが大きい馬でスタミナも豊富。距離条件は絶好だしチークピーシーズに装具変更後は道中の反応も一変している。暑くなってその辺りが心配だが中間も軽快なフットワークでそれほどダメージがあるようには見えない。この馬の持ち味を存分に発揮できれば上位に進出する力は持っている。

連穴

  • 22サトミノアサヒ
  • 78アストライオス
  • 33フミタツエンペラー
  • 44ミヤノウッドリー

CHECK!

上位3頭は手強い感じだがサトミノアサヒは4連勝を決めてここへ。トライアルレースを制し勢いもある。逃げ馬不在で主導権を握って行けそうなところでもあるし軽くは扱えない。アストライオスは前2走、B級古馬相手に善戦しひと皮剥けた印象も受けるし、ここ目標に良い感じでこれた。レースを使う毎に力付けているフミタツエンペラーの勢いも軽視できない。一挙の距離延長で重賞となると楽ではないが先行できるスピードは持っているし残り目は警戒したいところ。短期休養を挟んだミヤノウッドリーはビシバシ攻める姿がなかったし、その辺りの点からも多少割り引きは必要だが、能力上位の存在だけにノーマークは危険。

提供 馬物語 永瀬 将尚

注記

当ページの情報は、8月12日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。