2023年8月30日(水) 笠松競馬場
岐阜金賞
右1900m 16:30発走
岐阜金賞 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

 東海公営三冠を締めくくるSPⅠ・岐阜金賞。春の重賞戦線で上位争いした馬や昇り馬が出走し、興味深いメンバーとなった。中でも注目は直近2走を連勝中のクフィール。5月には駿蹄賞3着とこのメンバーでも互角以上の素質があるし、どんな競馬でもできるのが強みだ。今年の駿蹄賞を制したのがリストン。前走、ブルームカップでは2、3番手の馬に競られる展開になり2着に甘んじたが、ペース次第で巻き返しがあるはず。前走でクフィールをクビ差まで追い詰めたマロンアイス。駿蹄賞2着、東海ダービー4着の実績からも流れひとつで単の目がある。さらにブルームカップを制した好調ペップセ、重賞でやれる感触を前走で得たイーヴンキールとエンジョイリッキーも素質的に差はなく要注意。

本命

  • 67クフィール

CHECK!

まだ重賞勝ちこそないものの、5月の2走では駿蹄賞3着、ぎふ清流カップ2着など重賞レベルの素質があることは間違いない。特にぎふ清流カップでは兵庫スマイルジョナスに続く東海公営最先着に健闘した。さらに直近2走で連勝を飾ったように、ここへきての勢いという点ではメンバー中屈指。どんな競馬もできる自在派なので、ここも大崩れの心配はなさそうだし、コース実績があるのも心強い。待望の重賞ゲットがこのSPⅠ・岐阜金賞になる可能性は十分だ。

対抗

  • 11リストン

CHECK!

駿蹄賞馬であり、東海ダービーも3着。セブンカラーズがいないメンバーなら実績上位の存在と言っていい。前走の笠松・ブルームカップでは道中で後続にずっと絡まれて、大敗しても不思議ないハイペースの厳しい展開になった。それでも同型が脱落していく中、しぶとく粘り込んで2着は確保。むしろ負けて強しといった内容で、改めてその実力を再認識させた。今回も同型が多くて安心できない面はあるが、適正ペースに持ち込めればあっさり逃げ切れていい。

単穴

  • 33マロンアイス

CHECK!

中央では未勝利で10着が最高といいところがなかったが、名古屋の水があったのか転入後は8戦2勝、2着5回。唯一、馬券から外れたのは東海ダービー4着という超のつく堅実な走りができている。上位視した2頭に比べると出脚で劣るぶん3番手評価としたが、転入2走目には笠松で出走歴があり、クビ差の2着とコースに不安はない。先行タイプが多く末脚のしっかりしたこの馬に展開が向くシーンは十分に考えられるし、攻め馬の動きから体調もハイレベルとみていい。

連穴

  • 812ペップセ
  • 56イーヴンキール
  • 22エンジョイリッキー

CHECK!

ペップセは6月クイーンカップ、7月ブルームカップとここ2走で笠松の重賞・準重賞を連勝。東海ダービーでは6着だったが、その後の成長力と笠松との相性を考えると上位3頭とも互角以上にやれそう。イーヴンキールは転入後4連勝。前走のけやき杯では前述クフィール、マロンアイスに続く3着と重賞レベルでやれるメドがついただけに、この相手でも軽視できない。笠松のエンジョイリッキーも笠松でデビュー後4連勝。前走の笠松プリンシパルカップでは東海ダービー2着馬ツミキヒトツの2着に健闘と着実に力をつけている。

提供 競馬エース 竹中 嘉康

注記

当ページの情報は、8月29日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。