2023年9月7日(木) 園田競馬場
園田オータム
トロフィー
右1700m 16:15発走
園田オータムトロフィー ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

2018年に新設され今年で6回目を迎える同競走。例年はここをステップにして西日本ダービー(今年は9月7日)や盛岡・ダービーグランプリを目指す地元重賞で、3歳秋のチャンピオンシップにも位置づけられている。ここ2年はトライアルのクリスタル賞組から勝ち馬が出ており、昨年無傷の6連勝で同競走を制したエコロクラージュは記憶に新しい。ただ今年はクリスタル賞を制したフラフが回避、ここに駒を進めたのはブエラフェルテのみ。ならば有利は春の実績馬か。筆頭は兵庫ダービーを含む重賞3勝のスマイルミーシャ。そのスマイルに菊水賞で唯一土をつけたベラジオソノダラブ、関東オークスでJRA馬相手に見せ場作ったマルグリッドが上位人気を形成しそう。

本命

  • 77スマイルミーシャ

CHECK!

デビューから8戦7勝2着1回、園田ジュニアカップ、のじぎく賞、兵庫ダービーの重賞3勝と兵庫3歳戦線のトップをひた走ってきた同馬。唯一の敗戦も休み明け且つ勝ち馬にうまくペースを握られた菊水賞のみとここまでほぼパーフェクトな成績。前走・古馬との初対戦は、ノーステッキで後続を5馬身突き放す圧巻の勝ちっぷり、改めて能力の高さを示した。この暑い夏も順調に過ごし、最終追い切りでは好時計をマークと陣営も仕上がりに好感触。今年は全国の3歳馬のレベルが高く、今後は強敵相手の対戦も続くだろうが、ここをきっちり勝利してこの馬もその名前を全国区へ。

対抗

  • 55ベラジオソノダラブ

CHECK!

前走の兵庫ダービーでは大外枠が影響し、道中は終始3頭外を追走。更にはやや行きたがる面も見せ、結局スマイルミーシャに3馬身差の完敗。これまで両者の対戦は3度あり、スマイルの2勝、同馬の1勝とスマイルが一歩リードも、今回は菊水賞で勝利した1700m戦に戻るし、ダービーの時と違い枠の内外が逆で、スタートさえ決まれば先制も可能。休養後の状態が今一つでやや急ピッチの仕上げになったことは気になるが、それでも最終追い切りでは5Fの自己ベストをマーク、動きもさすがと言えるもので態勢は整ったとみて良さそう。あとは順調に調整できた◎との差がどこまで影響するか。

単穴

  • 11ブエラフェルテ

CHECK!

実績は上記2頭に劣るが、兵庫CS(JpnII)ではソノダラブと0秒2差。前走のクリスタル賞は思いのほかペースが上がらず、更には道中インで包まれながらレースを進めていたため、動きたいときに動けず切れ負け。今回は先行勢がある程度流していく展開になるだろうし、この枠なら有力馬を前に置く形で経済コース回りが可能。この中間はオープン馬と併せ馬でビッシリ追い切られ気合いを注入。その動きから決してデキ落ちはなさそうだし、近2年、勝ち馬を輩出しているクリスタル賞からの臨戦過程にも好感。一角崩し狙う。

連穴

  • 44カレーパン
  • 33マルグリッド
  • 88スネークアイズ

CHECK!

カレーパンは初勝利までに6戦を要したが、そこから3歳オープン級を2勝、兵庫ダービー5着と徐々に頭角を現してきた。ダービーでは向正面で前が壁になりスムーズさを欠いただけに、着差イコール実力ということはない。アクシデントが重なり前哨戦を使えなかった点は誤算も、回復後は入念に乗り込み、ここに間に合った。終いに賭ける競馬で一発狙う。マルグリッドは前走の兵庫SQ賞では古馬の壁と+19キロの馬体増が影響したか、見せ場なく終戦。JRA馬相手に見せ場を作った2走前の関東オークス(JpnII)、上がり最速の脚で2着まできた3走前ののじぎく賞の内容から3歳同士なら力は五分、体が絞れてくれば変わってきていい。スネークアイズのベストは1400m戦に思えるが、癖を掴んでいる田中Jが乗ってくれる点は心強い。こちらもデビュー当初から素質を評価されていた1頭、一応の警戒は必要。

提供 競馬ブック 松原 秀隆

注記

当ページの情報は、9月6日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。