予想情報 Prediction

レースの見どころ

南関東三冠レースの第2弾となる東京ダービー。2月に行われた雲取賞をシャルフジンが制し、3月の京浜盃もシャルフジンが制して羽田盃ではシャルフジンが1番人気に支持されたが、終わってみれば差してきた9番人気のミヤギザオウが優勝し、13番人気のライアンが2着に食い込んで波乱の結果となった。これで一気に混戦模様となり、かなり難解。シャルフジンの巻き返しがあるのか、羽田盃馬ミヤギザオウの二冠達成があるのか、新たな主役が現れるのか楽しみなレース。馬券的にもかなり人気がバラけると思われ、高配当が狙えそう。

本命

  • 47シャルフジン

CHECK!

道営時はブリーダーズゴールドジュニアカップを制し、船橋転入後初戦となった雲取賞を1分51秒7の好タイムで逃げ切り、次走京浜盃も1分47秒1の好タイムで逃げ切った。雲取賞と同距離の羽田盃は前半3ハロン35秒3のハイペースで逃げたが、さすがに最後は脚が上がって3着。血統的にも距離延長はプラスではないが、素質上位は明らかなのでペースを落とした逃げに持ち込めれば巻き返しは可能だ。昨年のアランバローズと同様、逃げ切りに期待する。

対抗

  • 23リコーヴィクター

CHECK!

道営時は、重賞はサッポロクラシックカップを制したのみだが、サンライズカップとJBC2歳優駿で3着の実績があった。転入初戦となった3歳特別は58キロを背負って2着に惜敗し、そこから挑んだ羽田盃は直線伸び切れず5着まで。ここまで掲示板を外したことがなく、サッポロクラシックカップをレコード勝ちしているように速い時計の決着にも対応できる。中間の追い切りには、わざわざ大井から笹川騎手が小林に出向いて跨り、感触を確かめているる。転入後3戦目で今回あたりが走り頃だ。

単穴

  • 612イルヴェント

CHECK!

ここまでデビュー2戦目の大井1600m戦を勝っただけの戦績だが、2走前にクラシックトライアルで3着に好走して羽田盃出走の権利を獲得し、その羽田盃では12番人気ではあったが4着に好走。道中は好位を追走し、4コーナーでは2番手に上がる積極的なレース運びで、先行馬に厳しい流れだったことを考慮すれば高く評価できる内容。勝ち味に遅く地味な印象だが、相手なりの走りができるので羽田盃以上のメンバー構成になるが崩れないと思われる。

連穴

  • 11ミヤギザオウ
  • 24ライアン
  • 611ナッジ
  • 59カイル

CHECK!

羽田盃馬であるミヤギザオウに△は失礼かもしれないが、後方の内ラチ沿いを追走し、直線最内を突いて伸びてきただけに、全くロスのないレース運びでの勝利。それだけ真島大輔騎手の判断が素晴らしかったということではあるが、今回も同じようにいくかどうかは疑問。デビューから6戦で羽田盃を制した馬なので秘めた素質はかなりだが、不安要素があり△までとした。ライアンはミヤギザオウとは違って、直線大外を伸びての2着。平和賞を制しているように力はあるが、展開に左右されてしまうタイプ。流れが鍵を握る。ナッジは、道営時の実績ではシャルフジンやリコーヴィクターを上回る。サンライズカップを制し、JBC2歳優駿2着があり、転入後は歯痒い競馬が続いているが、一変があって不思議はない。カイルは京浜盃2着の走りから遜色はない。好位で流れに乗れるタイプで、どんな流れにも対応できる器用さを兼ね備えている。

提供 勝馬 山形宗久

注記

当ページの情報は、6月7日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。