2023年5月28日(日) 佐賀競馬場
九州ダービー栄城賞
右 2000m 18:15発走
九州ダービー栄城賞 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

今年で65回目を迎える九州ダービー栄城賞。2000mで行われ、距離経験している馬が少ないがゆえに波乱も多いレース。過去10年の内、7回が3連単万馬券と高配当が出ているし、今年も軸が堅めでも相手次第では高配当の可能性も。中心に見ているのは距離に融通が利きそうなネオシエル。ここまでの内容から佐賀3歳2冠目も最有力候補。テクノゴールドの勢いには注意したい。佐賀皐月賞ではネオシエルと決め手の差が出たが大差ない走りだったし、先に動いて行ければ逆転の目は十分にある。牡馬顔負けの素質ミヤノウッドリーもスタート五分に出て前々で運べれば好勝負に持ち込める力はある。装備変更で走りが一変したリネンマンボ、中間の動き絶好ブレイブアモーレも今度は変わってきそう。花吹雪賞の優勝馬エイシンレミーもペース向けば絡めない相手ではない。どの陣営も好調整・好仕上がりでこのレースに賭ける意気込みが十分に伝わってくるし今年も楽しみなメンバーが顔を揃えた。

本命

  • 66ネオシエル

CHECK!

門別デビュー馬で、その地で1勝を挙げて佐賀へと移籍して来た九州産馬。大型でそこそこ馬っぷりが良く、当地では初戦から勝ち上がって結果を出しているし、後の盛岡遠征・南部駒賞でも他地区の強豪相手に3着と健闘。古馬初対戦となった2走前のB級特別では一旦先頭のシーンを作り、見せ場タップリの2着とレース使う毎に着実にパワーアップしている。佐賀3歳1冠目となる佐賀皐月賞を完勝し、同世代最強の素質は改めて示した。レース後はここ目標にハードに乗り込まれ万全のデキ。先頭に立つと遊ぶところがあり幼い面は残すがまだまだ強くなりそう。ここまでのレースぶりから距離にも融通が利きそうだし不安はない。佐賀3歳2冠目奪取もこの馬が濃厚。

対抗

  • 55テクノゴールド

CHECK!

中央の芝1600mでデビューし、2戦目でダートを使った後に佐賀へ移籍して来た。中央2戦はいずれも勝ち馬からは0.6秒差と大きく離されて負けていないし素質の高さ見せていた。佐賀に移籍して初戦は4コーナーで外へ張って遊ぶ面はあったが直線に入ってハミを取ると後続をグイグイと突き放して楽勝。前々走の佐賀皐月賞では上記馬ネオシエルに0.5秒差を付けられて2着に敗れたが、その時とは状態が違う。直前のトライアル戦の鯱の門特別を完勝しここへの出走権を得てレース後も調整自体は非常に入念。かなり良い状態で臨めそう。距離に対しても全く不安はないし展開が向けば付け入る隙はありそう。

単穴

  • 33ミヤノウッドリー

CHECK!

佐賀デビュー馬で新馬戦を圧巻のパフォーマンスで完勝。後に行われたJRA認定を3回制するなど牡馬顔負けの好センスぶりを発揮。重賞勝ちこそないものの、デビューから掲示板を外したのはたった1回だけだし常に安定して走れている。以前は砂を嫌う面もあったが、その競馬にも慣れて差しをマスターしつつあるし、今後の活躍にも期待が持てそう。佐賀皐月賞は後手を踏んだのが痛かったがラストは素晴らしい脚力で追い上げ収穫ある内容だった。最終追い切りの動きが抜群に良く好仕上がりに映るし、更なる距離延長もむしろ望むところ。

連穴

  • 67リネンマンボ
  • 79ブレイブアモーレ
  • 44エイシンレミー

CHECK!

上位陣はなかなか強力だが佐賀皐月賞、鯱の門特別の内容からリネンマンボも馬券圏内に有力。2走前からチークを着用して道中の反応が明らかに変わっているし、大跳びだけに距離延長も追い風になるはず。展開が縺れれば上位争いに加わる力はある。佐賀皐月賞では今イチ伸び切れなかったブレイブアモーレだが、中間は意欲的に追わて鍛え直されているし動きも絶好。前回よりも良い状態で挑めそうだし流れに乗ってくるともっと走れて良さそう。花吹雪賞の優勝馬エイシンレミーにも注意したい。差し一手のタイプで展開に左右されやすいが、前走も鋭い末脚で浮上して来たし、前のペースが速くなれば着順を上げてきても不思議ない。

提供 馬物語 永瀬 将尚

注記

当ページの情報は、5月27日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。