2023年6月15日(木) 門別競馬場
北海優駿(ダービー)
右 2000m 20:40発走
北海優駿(ダービー) ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

北海優駿はホッカイドウ競馬3歳三冠の二冠目のレースで、今年の3歳王者を決める一戦でもある。一昨年の優勝馬ラッキードリーム、昨年の優勝馬シルトプレは一冠目の北斗盃を制して二冠を達成。今年は1分41秒2の好タイムで2着に7馬身差をつけて北斗盃を完勝したベルピットの二冠達成に大きな期待が集まりそう。北斗盃2着のニシケンボブ、昨年の平和賞の勝ち馬プルタオルネ、門別では(1-3-1-0)と底を見せていないズンガリプテルス、今回のメンバーの中で唯一2000mの距離を経験している浦和のキングオブザナイルがどこまで迫れるか。9頭立てだが、見応えは十分だ。

本命

  • 89ベルピット

CHECK!

2歳時はデビューから無傷の4連勝。サンライズカップ(H1)、JBC2歳優駿(JpnIII)は2着に敗れたが、年間を通しての活躍を高く評価されて令和4年度北海道競馬記者クラブ選出年度代表馬2歳部門に選出された。今年緒戦の牡羊座特別では2着に8馬身差、一冠目の北斗盃は2着に7馬身差をつけて完勝。ここ2戦は力の違いを見せており、同馬のレースができれば初めての2000mも克服してくれるはず。調整も順調だし、アクシデントがない限り、二冠達成が濃厚だろう。

対抗

  • 11ニシケンホブ

CHECK!

古馬との初対戦となった前走のハクチョウゲ特別(A1下)を快勝し、菊水賞で3着、北斗盃で2着に来た力がフロックでなかったことを証明した。同馬も3歳世代ではトップクラスの実力馬。昨年シルトプレで北海優駿を優勝している石川倭騎手が引き続き手綱を取るのもプラス材料。北斗盃で7馬身差をつけられたベルピットは確かに強いが、仕上がりの良さでは負けていない。相手筆頭で狙いたい。

単穴

  • 77プルタオルネ

CHECK!

全日本2歳優駿以来のレースとなった北斗盃は久々の影響か、本来の力を発揮できず敗れたが、ひと叩きされた前走の自己条件では2着。2歳時には船橋に遠征して重賞の平和賞を優勝した実績もある。「北海優駿が最大の目標」と厩舎陣営。中間の坂路の動きを見ても調子が上がっているのがはっきりとわかる。一頭強い馬はいるが、この馬の力を出し切れば好勝負は可能だろう。

連穴

  • 66ズンガリプテルス
  • 55キングオブナイル

CHECK!

ズンガリプテルスはまだ1勝馬だが、中央1勝クラスで入着歴があり、地元のオープンでも上位を争っているように素質は十分。重賞初挑戦が北海優駿になるが、ここは潜在能力と鞍上の手腕に期待。キングオブザナイルは浦和・小久保厩舎の所属馬。中央の未勝利戦と船橋の条件戦で勝利があり、前走は大井の2000mを走って2着と好走。地力は確かだし、門別の馬場が合うなら肉薄以上のシーンも。

提供 競馬ブック 對馬大樹

注記

当ページの情報は、6月14日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。