予想情報 Prediction

レースの見どころ

東海地区の2歳チャンピオンを決める一戦で、今年で61回目を迎える伝統のレース。今年から新名古屋競馬場の1700mに舞台を移して行われ、出走全馬が初めて経験する距離となる。更に今年はナイター開催となる。過去の勝ち馬を見てみると、無敗のダービー馬エムエスクイーンなど3頭の東海ダービー馬を輩出している。のちに中央に移籍しGIを制したオグリキャップやオグリローマンといった名馬も名前を並べており、将来を占う上でも非常に重要なレースである。今年も将来性豊かな馬が揃った印象でどのような結果になるか注目だ。

本命

  • 68セブンカラーズ

CHECK!

デビューから2つの準重賞勝ちを含む3連勝、いずれも圧倒的な内容での勝利であった。しかも遊びながら走っていてのものというのだからこの馬の底知れぬ能力の高さが窺える。その辺りが改善してきたら相当な活躍をしてくれるのは間違いない。陣営の期待も非常に大きな馬であり、初めての距離になるが特に苦にすることはないはずだ。今後更に大きな舞台を見据えるとここは負けられないレースであり、4連勝で重賞制覇の可能性は高いと考える。未対戦の相手はいるが、この馬の優位が揺らぐことはない。

対抗

  • 56スタンレー

CHECK!

新馬、特別と圧勝で2連勝した後は、中央に移籍し新潟2歳ステークスに挑戦した。ゲート入りを渋り、10着に敗れたがそれでも勝ち馬とは1秒差と大きくは負けていない。今後のことを考えると良い経験になったのではないか。笠松に再転入初戦の前走もハナに立つとあっさり後続を突き離し5馬身差の圧勝で笠松では無傷の3連勝となった。名古屋コースは今回が初めてになるが、相当な能力を感じるし、レースセンスも抜群なので大きな心配はしなくて良いだろう。セブンカラーズを負かすとすればこの馬か。

単穴

  • 811エムエスドン

CHECK!

前走の弥富記念はセブンカラーズに4馬身の差はつけられたものの、差す競馬で2着に来たところにこの馬の成長を感じた。逃げる競馬が理想とみていた馬だけに、最内枠で難しい立ち回りになるかと思っていたがそれを苦にしない走りには良い意味で驚かされた。デビュー時から馬体も増えてきていてパワーアップしているのが感じられるし、それと共に精神面も成長してきているのだろう。前走の走りが出来れば、距離が延びるのもプラスに働きそうなので好勝負してくれることに期待したい。

連穴

  • 812エムオーチロ
  • 55トリマゴクイーン
  • 710ダイユウファルクス

CHECK!

未知の魅力ならエムオーチロになるか。道営で2勝の実績を誇り、2走前は中央のオープン勝ち馬コスモイグロークを差し切って見せた。距離の克服が鍵になるが、末脚はかなりのものを持っている。トリマゴクイーンは弥富記念こそ離された4着だったが、かなり外々を回される厳しい競馬を強いられた。それでも最後は伸びてきており、自身の力を出し切ることが出来れば巻き返しは十分に考えられる。ダイユウファルクスは認定競走勝ち後、思うような結果を出せていないが素質は秘めている馬。展開が向けば上位に来るだけの力はある。

提供 競馬エース 多村 誓真

注記

当ページの情報は、11月21日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。