
かつては中日スポーツ杯として実施。1991年に中日スポーツ杯ゴールドウィング賞に改名され、未来優駿には創設年の2008年から加わっている。かつては名古屋または中京の1400mだったが、99年から名古屋1600mとなり、22年4月の競馬場移転により今年は1700mで争われる。過去の勝ち馬では、87年オグリキャップ、その妹で93年のオグリローマン(ともに笠松)はJRAに移籍しGI制覇。94年ライデンリーダーは笠松所属のまま桜花賞トライアルの4歳牝馬特別GIIを勝利し、桜花賞GIに挑戦(4着)。また、96年シンプウライデン(笠松)は名古屋優駿GIIIを、08年ダイナマイトボディ、12年ウォータープライド、18年エムエスクイーン(いずれも愛知)は東海ダービーを制している。東海地区で2歳牡馬が出走可能な最初の重賞で、22年は当レースの前に新設された準重賞・弥富記念(10月26日)が前哨戦的な位置づけとなりそうだ。(栗田 勇人)
- シリーズ
- 2歳チャンピオンシリーズ(未来優駿)
- 実施日
- 2022年11月22日(火)
- 競馬場
- 名古屋競馬場
- 距離
- ダート右回り 1700m
- 出走資格
- サラブレッド系2歳
- 1着賞金
- 500万円
コース紹介
名古屋・右1700メートル
2022年4月に移設オープンした名古屋競馬場は、1周距離が旧競馬場より長い1180m。3〜4コーナーは入口から出口にかけてカーブの半径が徐々に小さくなるスパイラルカーブを採用し、スピードを落とさずに最後の直線を迎えることができる。ゴールまでの直線は西日本の地方競馬ではもっとも長い240mで、差し、追い込み馬の台頭も期待できそう。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2021年 第60回
2021年11月30日(火)
名古屋 右1600m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ドミニク | 1:44.7 | 3人気 |
2着 |
シノジマニヨラサイ | 1/2 | 10人気 |
3着 |
レイジーウォリアー | 1 1/2 | 4人気 |
-
2020年 第59回
2020年10月27日(火)
名古屋 右1600m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ダイセンハッピー | 1:46.2 | 1人気 |
2着 |
ブンブンマル | 1 | 2人気 |
3着 |
ロジータミニスター | 3 | 6人気 |
-
2019年 第58回
2019年10月17日(木)
名古屋 右1600m
天候:曇 馬場:良
1着 |
インザフューチャー | 1:44.1 | 1人気 |
2着 |
エムエスオープン | ハナ | 2人気 |
3着 |
フクダイトウリョウ | 8 | 4人気 |
-
2018年 第57回
2018年10月23日(火)
名古屋 右1600m
天候:曇 馬場:良
1着 |
エムエスクイーン | 1:43.6 | 1人気 |
2着 |
アップショウ | 大差 | 4人気 |
3着 |
リードメロディー | 3 | 3人気 |
-
2017年 第56回
2017年10月24日(火)
名古屋 右1600m
天候:曇 馬場:重
1着 |
サムライドライブ | 1:44.9 | 1人気 |
2着 |
メモリーメディア | 4 | 3人気 |
3着 |
ビップレイジング | 4 | 2人気 |
アクセス
- 開催場所
- 名古屋競馬場(愛知県弥富市駒野町1-1)
- 公共交通機関
- 近鉄蟹江駅、近鉄/JR弥富駅
⇒車・タクシー:約20分
- 車・タクシー
- 伊勢湾岸自動車道 湾岸弥富I.C.から約2km
伊勢湾岸自動車道 弥富木曽岬I.C.から約3km
- HP
- https://www.nagoyakeiba.com/