2023年10月11日(水) 川崎競馬場
鎌倉記念
左1500m 20:10発走
鎌倉記念 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

今年3冠レース全て2着のヒーローコール、道営ではおなじみシルトプレ・スペシャルエックス、長距離得意のセイカメテオポリス。そしてJBCクラシック制覇のミューチャリーと近年活躍馬を輩出しており、出世レースといっても過言ではない鎌倉記念。今年も好メンバーが揃い楽しみな一戦で次世代活躍する原石をここで見極めたい。今年は道営から2頭・南関東から9頭集まったこのレース、特に道営馬の好走が目立つ。過去10年で9頭が絡んでおり、長距離遠征を挟んでいる上でのこの数字は必ずしも軽視は出来なくむしろ中心軸になりそうだ。馬券的なデータをみると展開はHorMペースでレースは流れ基本は先頭から中団までの前残り。1着は人気サイドで固まり2~3着の圏内ヒモ荒れがみられる。今年は新たに2歳重賞が新設され若駒ダート路線に磨きがかかり更なるレベルアップが期待され中央馬に負けない馬も今後出てきそうだ。

 

本命

  • 55アムクラージュ

CHECK!

前走初重賞だったルーキーズサマーカップは力の差が歴然で最後は余力を残してゴールした。南関東2歳だけなら間違いなく実績は上位。父親譲りの大柄な身体つきはまさにダート向きで展開にも左右されない強みもある。今回初の遠征と不安材料はあるが、このレースで色々とわかってくると思う。能力では断然上なので自力に期待したい。ここも通過点でまだ少し先になるが3歳ダートクラシック路線まで見えてくる。次世代のミックファイアとして名乗りあげるだけの素質は持っているので楽しみだ。

対抗

  • 22サントノーレ

CHECK!

2連勝して向かえた前走は、展開こそ向いたものの3着と惜敗。1着馬は好位内を通り直線では外に上手くだして思い通りの内容、2着馬も楽に逃げさせてしまった。夏場が苦手なのか失速気味のレースとなってしまった。だが今回はきっちり修正してくるに違いない。力は決して差があるわけではなく、むしろ勝ち負けまであるとみている。この時期道営馬のレベルは毎年高くライバルも今回多いが、間違いなく上位に食い込める。課題は左回りと初遠征が当日どう影響出てくるのかがポイントになるがレースの脚捌きをみていると現状左回りのほうが走りやすそうな印象を持つ。当日人気を落としているようなら妙味あり。

単穴

  • 11パンセ

CHECK!

前走は直線は行った際に膨れてしまうも自慢の末脚を発揮、1着馬に急追するも半馬身差の2着。レース毎に成長がみられており瞬発力も磨きがかかる。馬体はやや小柄なほうでダート馬らしくない身体つきをしているが能力は秘めたものをもっている。6月の時と比べ前走まで馬体を減らしているが、減らしてのこのパフォーマンスなので今回体重増ならかなり期待してもいいのではないかと思う。前が潰れる展開ならアタマまであると考える。

連穴

  • 33アジアミッション
  • 811モンゲースパイ
  • 67ホークマン
  • 66スノーシュー

CHECK!

アジアミッションは前走若武者賞で前を見る形でレース進めるも惜しくも3着と敗れたもののデキ落ちは感じなく初陣賞の気配のままきている。血統的に母父サウスヴィグラスと距離不安を抱えるが自力が違うので前進を期待したい。モンゲースパイは持ち前の先行力で前回Gジュニアでは穴をあけた。出足よく番手につければ再び好走も可能。ホークマンは直線の伸び脚が持ち味で過去レースは少頭数で好位での競馬が続くが、中団で競馬をしてみても面白そうな存在、自在性はあるので注目したい。スノーシューはかなり未知数だが前走の新馬戦では終い確かの脚を使って見事1着、穴候補の1頭。

提供 日刊競馬 山本 翔太

注記

当ページの情報は、10月10日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。