予想情報 Prediction

レースの見どころ

グランダムジャパン古馬シーズンの一戦で、開催時期から佳境を迎えており毎年盛り上がりを見せる。今年4月に移転した新生・名古屋競馬場では初めてになるだけに、開催前半の2日間のレースを参考にするなど、当日の馬場傾向をつかむのが的中の近道になる。ジョッキーにとっては昨年までとは違い、より緻密な立ち回りを要求されることになりそうだ。

本命

  • 812グランパラディーゾ

CHECK!

3勝クラスでも連続で小差の勝負に持ち込んでおり、昇級初戦の勝ち馬ケイアイターコイズはその後にオープンを勝っている。この実績は見方によってはダノンレジーナより上といえるもの。前走・読売レディス杯の勝ちっぷりも良く、遠征で小回りコースにも難なく対応したあたりにも収穫があった。折り合いに不安のないタイプで、好位差しの取り口は安定感が抜群。ここでしっかり15ポイントを加えて、最終決戦のレディスプレリュードに臨むのが陣営の青写真と推察。死角があるとすれば特異な馬場状態になることだが、それも底力で克服する。

対抗

  • 710ダノンレジーナ

CHECK!

これまでの実績を述べれば、JBCレディスクラシック4着、エンプレス杯4着など格式の高いグレードレースで残した結果は随一といえる。今年は本格的にグランダムジャパン路線に参戦しており、ポイントでは女王の座に届く位置にいる。じっくりと間隔をあけられた点に好感を持てるし、スピードとスタミナを兼備している点ではここでは最上位かもしれない。3走続けての他地区への遠征となるが、これはライバル動向などを冷静に判断しての選択と思える。ここはもちろん首位を狙っての参戦だろう。

単穴

  • 56ニーズヘッグ

CHECK!

ノースクイーンカップでは1番人気で大敗を喫しているだけに過信は禁物かもしれない。だが、その前のえりもオープンでは、スタートで大きな後手を踏んだにも関わらず内から進出して勝ち切った。ここ2走を見る限り、あのパフォーマンスがよみがえるかは微妙な情勢でも、可能性はゼロではないはず。スピード勝負になると分が悪そうだが、逆にスタミナを要求されるような消耗戦になればチャンスが増すのでは。一か八かのインを突くような競馬で、有力馬に一泡吹かせる場面があっても不思議ではない。

連穴

  • 68クーファアチャラ
  • 44シーアフェアリー
  • 33チュウワフライヤー

CHECK!

クーファアチャラはスプリント戦に矛先を向けた前走で視界が広がった。キャリア的にも伸びしろが見込める素材で、ペース次第で粘り込むシーンも。地元の東海勢の期待はまずシーアフェアリー。短期放牧明けでも太め感のない仕上がりで、直前の追い切りの感触も上々だった。2走前だけでコース適性の良し悪しを断じるのは早計で、リーディング岡部騎手なら番狂わせを演じてくれるかも。次いで笠松のチュウワフライヤー。前走は明らかに太め残りで、叩いた上積みは見た目以上の可能性がある。6歳になっても能力の極端な減少はなさそうだ。

提供 競馬東海 鬼頭 信正

注記

当ページの情報は、9月1日(木)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。