2023年9月21日(木) 園田競馬場
園田
プリンセスカップ
右1400m 16:15発走
園田プリンセスカップ ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

大晦日までの計7戦で争われるグランダム・ジャパン2歳シーズン開幕戦。昨年のこのレースの勝ち馬はアドワン、管理する土屋師、騎乗した田野Jにとって嬉しい嬉しい初重賞だった。その師弟コンビが連覇を目指して力を入れてきたのがミナックシアターだったわけだが、前走兵庫ジュベナイルカップ2着後に不安発生。未勝利ながらもかなりのレース巧者、出走なら間違いなく人気になっていた馬だけに残念でならない。更には同レース3着に粘ったハバナビーチに至っては競走能力喪失、すでに登録抹消。というわけで兵庫県馬は層が薄くなった感は否めない。近10年で5勝の北海道勢が一層優位になった印象。

本命

  • 11ジュデシャンス

CHECK!

新馬戦は好発からの一騎逃げ、気持ちのいい走りでフォームもブレない。これは相当なセンスと思いきや、2戦目は出負けも影響したようで流れに乗れず、その上に初ナイターも手伝ったか、周りも気にしたような走り。3戦目、4戦目は好位で控える競馬、脚を矯めてシッカリ伸びての1・2着。負けた一戦も断然人気馬には1身半差先着だし、勝った馬は5馬身差で2連勝、少しばかりスケールが違ったかな。今回、鞍上に起用されたのはこのレース過去3勝の吉村J、それも3年前ラジアントエンティ、6年前サラヒメで角川厩舎へは勝利をアシスト。同型は外側へ集中しただけに五分に出れば揉まれることなく絶好のイン2~3番手、たとえその後ろになったとしても経験値がモノをいいそう。

対抗

  • 77コモリリーガル

CHECK!

初戦は幼さを露呈したかのような走りも、以降は打って変わって使う毎に上昇中。2勝は4馬身差、3馬身差圧勝だし、それも着差以上に強い内容だからこの先、経験を積んでいけばまだまだ強くなっていきそう。均整の取れた馬体も魅力のひとつだし、戦法にアレンジも利きそうなタイプなので特にハナにも拘らなくていいだろう。鞍上に迎えた下原Jがこのレースを制したのはグランダムを兼ねる前、もう15年も前のこと、ソロソロ勝ちたいだろうし、いよいよチャンスが巡ってきた感。

単穴

  • 44フォルトリアン

CHECK!

スタート後手、序盤に脚を使った分で詰め切れなかったが、3着馬とは首差だからデビュー戦内容は悪くなかった。結局この1戦だけが唯一馬券対象から外れたことになるのだが、以降は逃げ差し自在のレース運び。特に前走は4頭の外を回っての差し切り、切れるというよりも追えば追うだけしぶとく伸びるタイプ。コース形態は違えど当該距離1400mを3度経験している点も大きな強み。これまでのコンビ、笹川Jは自場重賞騎乗で欠くも吉原Jならまったく不足はない。勝算ある西下。

連穴

  • 33シトラルテミニ
  • 88インタールード
  • 89ラブミーテキーラ

CHECK!

シトラルテミニは2走前、ジュデシャンスに1秒5先着も馬群で揉まれた前走が逆に1秒1遅れ。競り勝った新馬戦内容からもいいスピードを持っていることは確かだけにできる限り前で勝負をしたい。地元インタールードは昨年1番人気に支持されたアイガットユーの半妹。父が勝ち上がり率のいいモーニンに変わったことで早い段階で更なるパフォーマンス発揮しそう。ラブミーテキーラはこれまでずっとハナ。大外枠となっても行き切るのみだろう、要は距離、1000m戦の経験しかなくとも小回りなら無難に対応利くか。

提供 競馬ブック 北防 敦

注記

当ページの情報は、9月20日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。