2023年11月9日(木) 笠松競馬場
ラブミーチャン
記念
右1600m 15:45発走
ラブミーチャン記念 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

グランダムジャパン2歳シーズンの6戦目となるラブミーチャン記念。今年は門別から3頭、金沢から1頭が参戦。いずれ劣らぬ素質馬の激突で見どころの多い一戦になりそうだが、直近5年では門別が2勝、大井、金沢、笠松が1勝ずつ。地元笠松は5年前のボルドープラージュ以降勝ち馬が出ておらず、近年の傾向としては遠征勢が優勢。また、ここ5年の勝ち馬は1番人気が4頭、残る1頭も2番人気と馬となっており、まだ遠征経験の少ない2歳牝馬とはいえ、素質通り、力通りの結果になりがちなことも頭に入れておきたい。今年もヴィヴィアンエイト、シトラルテミニ、バラライカの門別組ななかなかの実績馬で、これらが戦線をリードしていきそうだ。

本命

  • 22ヴィヴィアンエイト

CHECK!

デビュー戦は1100mを逃げ切り勝ち。2戦目となった1600mの重賞・フローラルカップでは中団でモマれながらもしぶとく伸びて3着。そして前走・ブロッサムカップでは好位の外から積極的なレースで押し切り、自在な競馬を見せてきた。特に前走は自分から動いて先行勢を捕まえてに行って、早めに抜け出し、ゴール前では外から強襲してくる2着馬に食い下がるようにひと踏ん張り。相当な地力、潜在能力がなくてはできない芸当で、これまでの門別所属のラブミーチャン記念馬の中でも上位の素質がありそう。初コースや輸送慣れと不安はゼロではないが、自身の力さえ出せれば勝機十分だ。

対抗

  • 33シトラルテミニ

CHECK!

デビュー戦では1000m戦を圧倒的なスピードで逃げ切り勝ち。その後はリリーカップ3着→フルールカップ8着と地元の重賞ではやや頭打ちの印象もあったが、他場の重賞路線に切り替えたのが奏功。4戦目の園田プリンセスカップで2着、続く金沢シンデレラカップでは中団から差し切り勝ちと勢いづいてきた。相手関係もあるのかもしれないが、一戦ごとにレース運びがうまくなっているのは明らかで、丁度、成長曲線と遠征がマッチしたようだ。今回はさらに相手が強くなっているが、遠征経験というアドバンテージを考えると、重賞連勝も夢ではなさそう。

単穴

  • 44バラライカ

CHECK!

5月にデビュー後はなかなか勝てずにいたが、新馬戦以外はすべて馬券に絡んでいるように、短い距離でも、距離を延ばしてからでも堅実な競馬はできていた。2走前にようやく初勝利を挙げるとこれで勢いづいたのか、続く金沢シンデレラカップでは大幅な相手強化にも関わらず、2着に健闘。好位のインで我慢しながらの競馬。しかもポケットにいたぶん先に動いた勝ち馬を追いかけるような展開になりながらもしぶとく伸びて2着。ゴール前の脚いろは悪くなかっただけに、仕掛けたタイミング次第では勝機があったかもと思わせる好内容。勢いは上位2頭にも負けていない。

連穴

  • 66アコー
  • 88タイセイマロン

CHECK!

穴としては期待感も込みで笠松の2頭を挙げたい。アコーはデビュー時からその巨漢ぶりが目を引き、陣営も「将来的には必ず走ってくる」と期待していた馬。デビュー戦からその期待通りに2馬身差の快勝し、それ以降も安定した先行力で常に上位争いしてきたが、いかんせん今年はワラシベチョウジャという強力なライバルがいた。門別組はさらに強いかもしれないが、ワラシベチョウジャ不在ならとの思いはある。タイセイロマンは中央では伸び悩んだが、転入初戦の前走が出遅れながら文句なしの差し切り。勝ちっぷりにも余裕があり、まだまだ時計が詰まりそうだったし、調教の気配も前走よりグンと上向いてきた。こちらの予想以上に伸びシロがある可能性はありマークしておきたい。

提供 競馬エース 竹中 嘉康

注記

当ページの情報は、11月8日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。