予想情報 Prediction

レースの見どころ

グランダム・ジャパン3歳シーズンの2戦目に位置付けられて、全国各地から5頭の猛者が参戦と彩り豊かなメンバー構成となった。その中でも中心と目されるのは前走で兵庫クイーンセレクションを勝ったサラキャサリン。同レースが初重賞制覇となった松木大地騎手とのフレッシュなコンビが名古屋でも躍動するか注目だ。他にもJpnⅢのエーデルワイス賞でハナを切ったスピードが魅力のキューティロメラ、船橋デビューで2勝、重賞4着があるポーチュラカが名を連ねる。これらの馬にはそれぞれ吉原寛人騎手、岡部誠騎手と優勝請負人が手綱を取り、スキあらば一気に主役の座を奪わんと虎視眈々。地元勢は頂点に君臨するセブンカラーズがダービー路線をひた走って不在。準重賞・若獅子盃勝ちのトリマゴクイーンや兵庫からの転入初戦となるエイシンメヌエットが旗手となるが、どこまで太刀打ちできるか。

本命

  • 44サラキャサリン

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道営2勝から兵庫に転じて3戦2勝。前走の兵庫クイーンセレクションで重賞初制覇を遂げた。前走後は短期放牧に出されたが、ここへ向けての仕上がりは順調の様子。デビュー以来(4510)の崩れ知らずで、兵庫では全て逃げているが、道営在籍時には控える競馬でも好勝負を演じており、どんな展開にも対応可能とみる。この馬中心にレースが展開するのは間違いなさそうだ。

対抗

  • 79キューティロメラ

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道営では新馬勝ち→オープン2着と好スタートを切ると、3戦目ではJpnⅢのエーデルワイス賞でもハナを切って見せ場(13着)を作った。盛岡遠征では出遅れがこたえたか3着、浦和初戦となった前走は3カ月ぶりの実戦がこたえたか4着止まり。あらゆる面で2走目の上積みが見込めるが、割とピッチの利いたフォームに映るので1500mへの延長は有利ではないかも。

単穴

  • 33ポーチュラカ

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船橋デビューで新馬勝ち、5戦目には認定勝ちもある。牝馬限定のURAWAなでしこオープンでは1番人気で3着ながら、桜花賞トライアルのユングフラウ賞では11着に敗退。2歳9月の大井・ゴールドジュニアで4着はあるが、オープン特別では好走できても重賞レベルでは若干苦戦の傾向だ。ただ、地方交流なら十分にやれそうで、地元の岡部誠騎手を配して不気味さが漂う。

連穴

  • 812エイシンレゲンダ
  • 68エイシンメヌエット
  • 55トリマゴクイーン

CHECK!

エイシンレゲンダは道営で認定未勝利勝ち、重賞・フルールカップで3着。兵庫に転じてからも3戦2勝と地力は示しているが、兵庫クイーンセレクションでサラキャサリンと1秒5差はやはり引っ掛かる。前走の反省を踏まえ調整法を工夫したと聞くし、大きな力量差はないはずだがどこまで詰められるか。残る1頭の遠征馬・佐賀のブラックサンサンとなら地元代表のエイシンメヌエットやトリマゴクイーンも互角以上か。エイシンメヌエットは相手なりが身上のタイプのようだし、トリマゴクイーンは内にモタれる悪癖が改善した。ともに差し味のあるタイプだけに、有力処がやり合って脱落者が出れば1、2頭拾うことは十分に可能なはず。

提供 競馬エース 尾原 友和

注記

当ページの情報は、3月29日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。