8月8日(火) 金沢競馬場
読売レディス杯
右1500m 18:30発走
読売レディス杯 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

2010年の第28回から全国交流となった夏の牝馬重賞(一昨年は時季をズラして地元馬のみで施行)。全国交流になっての12戦の勝ち馬の所属内訳は、大井4勝、兵庫3勝、笠松2勝、川崎1勝、道営1勝、金沢1勝。大井所属馬は近5回で4勝2着2回と圧倒的な強さを見せており、今年も昨年の勝ち馬グランパラディーゾ、シリーズ好戦ジュランビルが参戦。ただ、他地区馬・地元馬も多士済済で展開一つの一戦にも思える。

本命

  • 11ジュランビル

CHECK!

中央4勝馬。芝で3勝だが、3勝クラス勝ちはダート1400m。昨年は2000mの当地イヌワシ賞に出走し2着。今年は4月始動で交流牝馬重賞1・2着。2走前の佐賀ヴィーナスC勝ちは距離適性の高さを示し、終いの抜け出し方・突き放し方も力強いモノがあった。前走は女傑ハクサンアマゾネスには及ばずも、休み明けを思えば及第点。適度なローテ・調整で上積みが見込めるし、距離も好転。近2走の内枠の立ち回りの上手さ、鞍上との相性の良さも魅力で。

対抗

  • 55グランパラディーゾ

CHECK!

GⅠ馬ステルヴィオの妹で、昨年の勝ち馬。鞍上に吉原騎手を迎えて連覇に挑む。今季は昨年勝利時より14キロ増での1・3着。前走は水の浮く馬場で斤量を背負った影響も。外厩調整で結果を出しているが、昨年はダートグレードをひと叩きされており、ローテの違いがどうか。普通に仕上がっていれば能力的にまず崩れはないはずも、昨年を超えるパフォーマンスができるかどうかに注目・吟味を。

単穴

  • 33エムティアンジェ

CHECK!

開幕戦は1400mでハクサンアマゾネスとクビ差。ハクサンが仕上がり途上だったとはいえ、自身の距離適性の一端を見た思い。その後の中距離重賞は持久力の差が出た2・3着。2走前のお松の方賞の大敗に引っ掛かる方もいるだろうが、集中力ひと息のスタートに加え、外々ロスのある立ち回りが影響。馬具の工夫を施した前走で巻き返しに成功。適度な間隔で心身ともに力を出せる仕上がり。内枠をロスなく捌けるなら首位争いしても何ら不思議はない。

連穴

  • 810クリノメガミエース
  • 22クーファアチャラ
  • 79アンティキティラ

CHECK!

クーファアチャラ、サエチ、アルカウン、スーパースナッズ、キープクライミングは最前列が理想。競り込まれないようなら、昨年の秋桜賞でグランパラディーゾに先着したクーファアチャラの残り目も十分だが、展開は要吟味。いかにも差し込んできそうなのは兵庫クリノメガミエース。ただ、昨今の金沢競馬は内を上手く立ち回った馬が好戦する傾向もあり、今回の外枠で脚をタメることができるか否か注目。高知アンティキティラも底力と機動力ではヒケを取らず。

提供 競馬カナザワ 竹田 信義

注記

当ページの情報は、8月7日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。