2023年6月13日(火) 川崎競馬場
川崎スパーキング
スプリント
左900m 20:10発走
川崎スパーキングスプリント ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

一昨年から重賞に昇格し、現在は南関東で最短距離の重賞としてその地位を着々と固めつつある。今年は一昨年の勝ち馬のカプリフレイバーを筆頭に、昨年の2、3着馬であるコウギョウブライトとキモンルビーという川崎900mのスペシャリストに加え、船橋記念の覇者ティアラフォーカスも参戦して見応えのある一戦となった。スタートや位置取りひとつで着順が大きく変わる電撃戦だけに、枠順を重視して予想を組み立てていきたい。また当レースの1・2着馬には習志野きらっとスプリントへの優先出走権を付与される。

本命

  • 68ティアラフォーカス

CHECK!

53キロという恵まれた斤量に加え外差しが利く馬場だった恩恵があったにせよ、今回とほぼ同様の船橋記念が鮮やかな差し切り勝ち。フジノウェーブ記念は勝負処で外から被されて怯んだだけに、外に徹底先行馬がいない8番枠は理想的。結果的に敗れたが1200mの東京スプリントでも掛かり気味に先行した点から川崎900mでもスピード負けはしない。間隔はあいたが、この中間は好タイム連発とデキも文句なし。短距離の頂点を目指すためにもここで足踏みはしていられない。

対抗

  • 811キモンルビー

CHECK!

昨年の船橋記念勝ちに加え、当レースの3着馬。ただ、決め手を欠いて前述の船橋記念から1年以上も勝ち星から遠ざかっているが、その間に着外だったのは1200mだった大井アフター5スター賞、盛岡JBCスプリントの2戦のみという1000m以下なら抜群の堅実さを誇る。約5ケ月ぶりだが、ここを目標に乗り込まれて仕上げに抜かりなし。外枠からの捌きがカギになるが、自在に立ち回れるタイプで破綻はないとみる。

単穴

  • 33カプリフレイバー

CHECK!

一昨年に新設された当レースの第一回目の覇者。過去には1200mでの勝利もあるが、本質は距離は短ければ短い方がいいタイプで川崎900mでは2戦2勝。持ちタイムもメンバー中上位。当然◎も考えられるが、唯一57キロを背負わされた分が気がかりで割引きたい。そして3番枠という枠順も外から競り込まれる可能性があり、スンナリ行けるかが焦点になる。今回は森騎手との初コンビでその立ち回りにも注目したい。

連穴

  • 79コウギョウブライト
  • 22プリモパイソン
  • 11エンテレケイア

CHECK!

コウギョウブライトは未だにA2の身ではあるが、格上に果敢に挑戦を繰り返し昨年の当レースで好枠を生かし、キモンルビーに先着して勝ち馬に半馬身差の2着。今回は外枠のため△としたが、年齢的な衰えは皆無で好位追走なら圏内。内枠から徹底先行に出そうなプリモパイソンは叩き2戦目の前走を快勝して参戦。そして同様に徹底先行に出そうなエンテレケイアだが、控える競馬も対応可能。約1年ぶりの900m戦だが、ゴチャつかずスムーズなら食い込み十分。

提供 ケイシュウNEWS 若林 幹治

注記

当ページの情報は、6月12日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。