2023年6月18日(日) 金沢競馬場
日本海
スプリント
右900m 18:05発走
日本海スプリント ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

 今年で6回目となる東海・北陸交流の短距離重賞。過去5回、金沢2勝、名古屋3勝だが、笠松勢とて2着2回。金沢の2勝は抜けた快足馬(ジッテ・フェリシアルチア)が逃げ切ったレース。そういった馬がいない場合は東海勢がレース巧者ぶりを発揮して差し込んできた。基本的に900メートル戦では、まず単純にテンの速さを吟味。次いで、それらが競るのか競らないのかがポイントになる。

本命

  • 33オヌシナニモノ

CHECK!

 元中央オープン馬。昨秋当地転入後の兵庫重賞2戦は完敗だが、冬季ジックリ充電したことで本調子を取り戻し、今季無傷の4連勝。今年も強いハクサンアマゾネスに完勝の開幕戦、重賞を貫禄勝ちの2走前。そして前走は同舞台のトライアルをレコードに0秒1差と迫る圧勝劇。無理にハナを切る必要もなく、3~4角で開いたスペースを一気に伸び切る競馬で強いの一言。吉田騎手が負傷で乗り替わりとなったが、今季リーディング2位につけ成長目覚ましい栗原騎手なら何の心配もない。

対抗

  • 77ボサノヴァ

CHECK!

 2歳在籍時は金沢シンデレラC(21年は地元馬のみ)を勝利。4歳の今季、岩手から再転入。開幕戦こそ仕上がり途上だったが、4月を休んで着実に復調。トライアルの前走もトップスタートを決め、スプリント適性の高さを窺わせた。ここ目標のローテと調整で更に上昇ムード。0秒7差だったオヌシナニモノはともかくとして、2着スターオブケリーとのアタマ差は枠の内外が替わったことで逆転があるのでは。

単穴

  • 11スターオブケリー

CHECK!

 南関東在籍時の昨年、岩手3歳重賞ハヤテスプリントを勝利。3走前に1000メートルの船橋B2・B3戦を勝っての当地転入。初戦は仕上がり途上だったが、12キロ絞った前走トライアル2着。その前走や3走前は大外枠から渋太さを見せた部分があるだけに1枠対応が最大のポイント・注目点。前走以上の追い切り消化で、自身のデキはピークと言えるが、発馬は細心の注意が必要。

連穴

  • 55シルバ
  • 44ウィップラッシュ
  • 88ミトノシャルマン

CHECK!

 格的にも距離適性的にも今年は地元勢が優勢に思えるが、やはり東海勢にも警戒は必要。特に注目したいのはシルバ。C級連勝で臨む過程的に人気はしなさそうだが、2歳時は後の重賞ホース・イイネイイネイイネに1秒2差をつけた勝利もある好素質。1枠で出遅れ引っ掛かった、ぎふ清流Cは度外視。10ヵ月休養後の近2走はまだまだ余裕が感じられる走り。古馬になり気性の成長があれば大駆けの可能性。

提供 競馬カナザワ 竹田 信義

注記

当ページの情報は、6月17日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。