予想情報 Prediction

レースの見どころ

過去5年のデータから。馬券対象となった15頭中13頭がJRA栗東所属馬、浦和所属馬で占められているのが特徴。人気面では1番人気が1度しか連対していないのに対して、2番人気が1勝2着2回、3番人気が2勝2着1回と好調。頭から狙い撃つならこちらから。また、上半期に同じ浦和1400mを舞台に行われるさきたま杯との連動性が高く、昨年は同レース2・3着馬が、テレ玉杯オーバルスプリントでも1・3着と戦果を挙げた。脚質に目を向けると4角1~3番手にいた馬が必ず連絡みしており、小回りコースらしく勝負どころで先団に取りつけていないと厳しい。斤量56kg以上の馬が3着以内に入ったのは1度だけ。軽量馬が有利。

本命

  • 33スマイルウィ

CHECK!

昨年3月の京成盃グランドマイラーズを皮切りに、1年半の期間で重賞タイトルを4つ手中に収めた。スパーキングサマーカップは斤量58kgを背負いながら、4コーナーで早々と先頭に立って後続を完封する見事な勝利。本格化ムードが漂っており、あのパフォーマンスならJRA勢に対して臆することなく戦える。このレースとの連動性が高い今年のさきたま杯2着馬であり、今回は前走から4kg斤量が軽くなるのも好都合だ。前走に引き続いて吉原騎手が鞍上。中心。

対抗

  • 44ドライスタウト

CHECK!

過去5年で3勝をマークしているJRA栗東所属馬。一昨年、川崎競馬場で全日本2歳優駿を制しているように、コーナーがキツい左回りコースをまったく苦にしない。4カ月半の休み明けで大目標は先にあるだろうが、これだけの稽古量を消化できていれば、格好はつけられるはず。メンバー中、唯一の最高グレードレース勝ち馬が、54kgで出走できるのは何とも有利であり、純粋な力勝負に持ち込めれば、勝つチャンスは十分にある。

単穴

  • 77アポロビビ

CHECK!

今年のさきたま杯は終い3ハロン37秒3で上がって、3着バスラットレオンから0秒5差。前が止まらない馬場状態のなか、スタート後、行き足がつかなかったことを考慮すれば、着差ほど悪くないレース内容だった。8月の盛岡遠征で減らした馬体が回復、攻め馬でもスピード感十分の動きを見せて臨戦態勢は整った。そして、今年の南関東三冠ジョッキー・御神本騎手に手綱が戻る点も追い風になる。浦和所属馬は近5年、いずれも最低1頭は3着以内に好走しており、地の利は無視できない。

連穴

  • 89オーロラテソーロ
  • 810リコーシーウルフ

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オーロラテソーロは22年のクラスターカップ勝ち馬。そのレースを含めて全8勝をダート1400m以下のワンターンでマークしている。昨年12月に園田1400mで行われた兵庫ゴールドトロフィーを4着しているとはいえ、馬場を一周するコース形態では……。それでも、地力があることは間違いなく、連下には押さえる。リコーシーウルフは格下の身であるものの、昨年の1・3着馬と同じスマートファルコン産駒。揉まれ弱さが残るため、大外枠を引き当てたのも幸運と言える。穴馬として推奨しておきたい。

提供 競馬ブック 善林 浩二

注記

当ページの情報は、9月19日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。