予想情報 Prediction

レースの見どころ

近10年の勝ち馬を見れば、北海道や浦和所属馬の勝利もあるが、殆どがJRA所属馬。ここ数年は同競走をステップに全日本2歳優駿へ向かう馬も増えてきており、それに伴いJRA出走馬のレベルも年々上がってきている。6年連続でJRA所属馬勝利のデータがそれを物語っているように感じる。今年はダート戦連勝中のイーグルノワールとサトノフェニックスが中心。地方所属馬では重賞2勝を含む現在5連勝中の北海道トラジロウに要注目。

本命

  • 67イーグルノワール

CHECK!

デビュー戦は芝で④着だったが、その後、ダート戦へ転じてからは連勝。前走のプラタナス賞では、スタート好発からスンナリ好位で控える形で進め、ゴール前で逃げ馬をキッチリ捕らえ切るという完璧な内容。走破時計も東京マイルダートで行われるようになってからの良馬場では歴代1位の勝ち時計。完成度でも1歩リードを感じさせる。「前走はスタートも決めて、完勝と言える内容でした。中間は短期放牧を挟みましたが、緩めず乗って体調はいいですよ」とは田中助手。

対抗

  • 22サトノフェニックス

CHECK!

デビューからダート戦で2戦2勝。前走のヤマボウシ賞では、スタート出遅れから内々で砂を被り位置を下げる形になっていたが、外へ切り替えてからはスムーズに反応し勝利。まだ随所に若さを見せているが、そんななかでも負けない辺りに潜在能力の非凡さを感じさせる。「スピードはありますし、ダートスタートならさらにやれると思います。乗りやすくもなってきていますし、重賞でも期待」とは管理される西園正師。

単穴

  • 710トラジロウ

CHECK!

デビュー戦はテンから激しく競り合ったことが影響し②着に敗れたが、その後から怒涛の5連勝。前走のネクストスター門別では好位から力強く抜け出し、他馬をグイグイ突き放す圧巻の内容。まだゲート面には課題を残している様子だが、それを補うだけの自在性、決め手を備えている。「勝つたびに強くなっている印象です。脚質的に小回りにも対応はできると思いますが、やはりトリッキーですから、枠順なども影響するでしょう。力関係より、こちらの方が気になりますね」とは管理される角川師。

連穴

  • 56ストリーム
  • 44ゼルトザーム
  • 812オーキッドロマンス

CHECK!

ストリームは、5月デビューから3連勝で重賞制覇。休み明けからは着順を落としてしまっているが、前走のネクストスター門別では、序盤から置かれる形になりながらもメンバー中最速の上りをマーク。位置取り次第で上位争い可能。ゼルトザームは、函館2歳Sの覇者。前走の京王杯2歳Sは⑪着に敗れたが、初の長距離輸送に加え、事故渋滞に巻き込まれるアクシデントもあった。デビュー勝ちがダート戦であり、砂替わりは寧ろ望むところか。オーキッドロマンスは、芝レースで2勝。前走の京王杯2歳Sは結果③着ながら、一旦抜け出す見どころ十分の好内容。ダート適性は未知だが、小回りコースならスピードを生かし、そのまま粘り込みも。

提供 競馬ブック 中司 匡洋

注記

当ページの情報は、11月21日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。