注目馬情報 Attention

テンカジョウ

牝5 JRA 岡田稲男厩舎 通算13戦6勝

父:サンダースノー
母:フィオレロ
母の父:エンパイアメーカー

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スタートの課題はなかなか改善されないものの、それを補って余りある末脚で24年マリーンC、25年兵庫女王盃、エンプレス杯と3つのダートグレード競走を制している。前走はGIチャンピオンズCで初めて牡馬の一線級と対戦。結果は7着だったが、自分の競馬に徹して、直線は大外から脚を見せた。これを除けば馬券圏外なしの安定感。展開に左右されやすい脚質を思えばすごいことで、それだけ力がある証拠だろう。昨年のこのレースでは3着だったが、上位馬はGIで勝ち負けする実力馬だった。今年はメンバーレベルが楽になりそう。攻めの過程や本数も昨年より濃密。トップハンデの57kgとなるが、力の違いを見せつけてほしい。

(研究ニュース・小野颯真)

ライオットガール

牝6 JRA 中村直也厩舎 通算23戦7勝

父:シニスターミニスター
母:マリアビスティー
母の父:ハーツクライ

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3歳の秋以降は地方交流の牝馬重賞中心のローテーションを組まれ、ここまで重賞4勝の実績。特筆すべきは2走前の門別で行われたブリーダーズゴールドカップでの勝利。展開がうまく嵌まったとはいえ、後のGI馬ダブルハートボンドを負かし大金星を挙げた。前走は「いつも以上にイレ込みがきつく、大きく体が減ってしまった」と中村直也師が言うように、マイナス14kgが影響したと考えられる。その後は放牧に出され、ここを目標に調整されてきたが、減った馬体も戻り、順調な仕上がりを見せている。船橋コースはここまで3戦して1、4、5着。2023年のクイーン賞を制している舞台。善戦馬という印象が強いが、レースセンスが良く展開不問。牝馬同士なら常に上位争いできる実力がある。

(研究ニュース・日比野正吾)

アピーリングルック

牝5 JRA 辻哲英厩舎 通算12戦6勝

父:パイロ
母:ブライトリビング
母の父:ワイルドラッシュ

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前走の名古屋大賞典(JpnIII)は9頭立ての5番人気という評価だったが、見事に先頭でゴールイン。管理する辻哲英調教師は「斤量差がありましたから……」と謙遜して語るが、マーキュリーC(JpnIII)の覇者で1番人気に支持されていたカズタンジャーの自慢の末脚を封じたのだから価値は大きい。その後は山元トレセンに短期放牧に出されたが、ここを目標に帰厩して乗り込まれた。「前走が絶好の状態だったので、更に大幅に上がっているかは分かりませんが、良い仕上がりなのは間違いありません」と辻調教師。2100メートルと2000メートルで連勝中だが「短くなる分には対応可能です」と先出の辻調教師。前々走、タッグを組んで優勝した大野拓弥騎手と再度の勝利を狙う。

(平松 さとし)

プラウドフレール

牝4 船橋 川島正一厩舎 通算12戦6勝

父:ニューイヤーズデイ
母:スリーメロディー
母の父:ネオユニヴァース

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2年連続でNARグランプリを受賞。一昨年は東京2歳優駿牝馬を制して2歳最優秀牝馬に、昨年はユングフラウ賞、桜花賞、マリーンカップJpnIIIを制して3歳最優秀牝馬に輝いた。ここ2戦はJBCレディスクラシックJpnIが14着、東京シンデレラマイルが6着と苦戦を強いられたが、主戦の張田昂騎手は「若いうちは、もまれて伸びてを繰り返して、ですからね。うまくいきすぎていた部分もあるので、足踏みしても」と悲観していない。古馬の重賞で流れの違いを経験したことで、ここで伸びる可能性もあるだろう。むしろ懸念は乾燥しきって差し馬に有利な馬場だという。今のところ前に行く競馬で好結果を出してきた。ひと雨きて、先行馬に有利な馬場に転じてほしいところか。

(牛山 基康)

メモリアカフェ

牝4 JRA 柄崎将寿厩舎 通算5戦3勝

父:ナダル
母:ルミエールカフェ
母の父:マンハッタンカフェ

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関東オークス(JpnII)まで3連勝を飾り、1番人気に推された前走のマリーンC(JpnIII)だが、残念ながら2着に惜敗。その敗因を柄崎将寿調教師は次のように語る。「人気になってマークがキツかった上に、流れがスローで逃げた馬に逃げ切られてしまいました」。その後はJBCレディスクラシック(JpnI)を視野に入れたが、出走不可であることが分かるとすぐに目標をここに切り替え、近隣の育成牧場に放牧された。「年が明けて間もなく帰厩させたので、乗り込みは充分です」と柄崎調教師。若駒で入厩した頃から気性面は大人びてコントロールしやすいので、今回も予定通り調整が出来ているそうだ。「あとは相手が一気に骨っぽくなるので、そのあたりがどうかですね……」と同調教師。

(平松 さとし)

ホーリーグレイル

牝4 川崎 内田勝義厩舎 通算11戦5勝

父:ナダル
母:ホーリーレジェンド
母の父:アイルハヴアナザー

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昨年のニューイヤーカップで重賞初制覇。その後は桜花賞で2着、東京プリンセス賞で8着、マリーンカップトライアルの準重賞で2着と勝ちあぐねていたが、楠賞で差し切りを決めた。中団から内を突いて伸び、それまでの先行のイメージを一新。続く東京シンデレラマイルも中団から運び、直線だけで3馬身半も突き抜けた。ここにきて本格化を思わせる重賞2連勝。内田勝義調教師は「ぐっと幅が出たし、レースがうまくなりましたね。いい状態です。斤量が軽いし、東京プリンセス賞の時と違って落ち着いてきているから、今は1800mも大丈夫。いい勝負をすると思います」。ハンデの53kgも近走の充実度を考えれば恵まれた感すらある。船橋も経験済みで、勢いは侮れない。

(牛山 基康)

ドナギニー

牝4 大井 中道啓二厩舎 通算11戦4勝

父:ラブリーデイ
母:ポッドジゼル
母の父:ゴールドアリュール

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デビュー2連勝を挙げたが、その後は東京プリンセス賞の3着など、昨年の前半までは高いレベルで勝ち切れずにいた。ただ、東京ダービー指定競走の東京ダービーチャレンジで2着、休み明けの黒潮盃で5着と、牡馬が相手のレースも選択した結果。その経験が後半に生きたのか、マリーンカップトライアルの準重賞を勝ち、続くロジータ記念で重賞初制覇を果たした。今年の初戦は川崎マイラーズで7着。中道啓二調教師は「古馬の牡馬が相手で荷も重かったけど、結果的に川崎1600mは向いていなかった。いい経験になったと思います。船橋の方がコース形態的に競馬しやすい。内でじっとしていられるような展開なら最高です」。52kgのハンデも生かせれば一発あっていい。

(牛山 基康)

注記

当ページは、2月6日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。