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第55回 2013年2月20日 ゴールドプルーフ

 東海公営史上最強馬と謳われた名古屋のゴールドレット。当時の東海地区で実施されたビッグレースを数々制し、通算成績は23戦20勝。現役を引退し種牡馬入りをしたあとも全国各地で産駒たちは活躍し、代表産駒と言えば同じ名古屋に所属したゴールドプルーフがいます。

 愛息ゴールドプルーフは2歳(当時3歳表記)から9歳まで長きに渡って走り続けました。全国を舞台にしてダートグレードレースに挑戦し、03東海SGⅡと01全日本サラブレットカップGⅢを優勝。常にチャレンジし続ける姿は多くの人たちの感動を呼びました。当時を彩った地方競馬を代表する1頭とも言えるでしょう。

 そんなゴールドプルーフは今現在、鹿児島県姶良町にある徳重育成牧場(ホースランドあいら)で種牡馬生活を送っています。記念すべき初年度産駒は、2011年4月12日に誕生した明け2歳の牝馬(母グラールスイート)です。「今年5月の九州トレーニングセールに出す予定です。最初は小さかったんですが、今はどんどんハリが出てきて良くなってきていますよ。今のプルーフはおとなしいんですが現役時代はヤンチャだったと聞いています。子供もヤンチャでバネがあるところは似ているでしょうか。トレーニングセールでは一番時計を狙えるように仕上げていきたいです」と徳重推幸さん。

 このまま順調にいけば、今年ついにゴールドプルーフ産駒がデビューするんですねぇ。どこで走ることになるのかもひじょうに楽しみです。ちなみに、2012年3月5日に産まれた明け1歳の牝馬(母アエルノオカ)も順調に育っているそうですよ。

 今でも名古屋時代の関係者をはじめファンの人たちがゴールドプルーフに会いに来るそうで、引き続き愛情をたっぷりと注がれているそうです。今年18歳になりましたが、食欲も旺盛で健康状態も良好だそう。ウォーキングマシンでの毎日1時間の運動も欠かずに行うそうです。

 「最初は繁殖牝馬を怖がって乗ってもすぐ降りてしまうので種付けができなかったんですが、今は自分から乗るようになって上手になりました。プルーフの子供の中から強い男馬を出したいんです」(徳重さん)。ゴールドレットから続くゴールドプルーフの貴重なDNAがこれからも受け継がれていくんですねぇ。これも競馬の醍醐味、血のロマンを感じずにはいられません。


 徳重さんの牧場にはゴールドプルーフのほかにも中央と地方で走ったマルカダイシスやイシノナイトも種牡馬として元気に過ごしているそうです。今年は徳重さんの牧場にいる7頭の繁殖牝馬はゴールドプルーフを中心に種付けをする予定だそうで、今後の動向にも注目していきたいですね。

 『ゴールドプルーフ、マルカダイシス、イシノナイトの子供たち、九州産馬がんばれ~!』


 *今回写真をお借りしたふるさと案内所さんのホームページはこちら

 *ゴールドプルーフの見学方法やコラムなども書いてありますのでどうぞご覧ください!そのページはこちら

高橋華代子(たかはしかよこ)
元NHK山形放送局キャスター。
現在は南関東競馬を中心に活動中。
・南関魂
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・ウェブハロン
・船橋競馬を愛する100人の会