デビュー2年目だった気がします。
当時の記憶は?
覚えていますよ。内ラチがすごく低くて驚きましたね(笑)
たしか僕の誕生日だったんじゃなかったかな?
3月15日だから、そうですね。姫路のファンの方から声援もあったのでは?
当時はキャーキャー言われていた気がします(笑)
地方競馬初勝利を経て、その秋にはスーパークリークに騎乗して菊花賞を制しました。
デビューした翌年でのGI初勝利ですが、それこそ声援がすごかったんでしょうね。
そうですね。初めてのGI勝利でしたけどGIを勝つ馬ってこういう馬なんだなと。
東京競馬場の初勝利もスーパークリークで秋の天皇賞だったんですよ。いろいろ経験を積ませてもらった気がします。
東京コースの初勝利が天皇賞とはすごいですね!そういう意味でもスーパークリークは思い出に残る1頭だと思いますが、当時の武さんの活躍ぶりを的場さんはどう見ていましたか?
すごかったですよね。スーパージョッキーが出たなという感じで。
親子で競馬界を代表するスーパージョッキーというのは驚きです。
的場さんは武さんのお父様(故・武邦彦氏)と同じレースに乗られたこともありますが。
乗りましたね。
武邦彦さんの印象は?
すごく礼儀正しくて紳士な方でしたね。ちょっとお酒を飲みすぎかなって心配した思い出があります(笑)
父と一緒に乗った人と今一緒に乗っているというのは不思議な感じですね。
それだけお二人が長く続けていらっしゃる証ですね。まさにレジェンド!
続いては、プライベートのお話も伺います。的場さんはお休みの日はどう過ごしていますか?
娘に子供ができてね、孫とよく遊んでいます。新型コロナウィルス感染症も収まってきたら、また温泉旅行とか行きたいですね。もう年だから孫と遊ぶのが面白くて仕方ない。可愛くて可愛くてしょうがないですね(笑)
一気におじいちゃんの顔に(笑)
それでは武さん、お休みの日はどう過ごしていますか?
僕は何をしているかな~。その時その時ですけど、特に趣味がある訳でもないので、ぶらぶら遊びに行ったり。一日家でゆっくり過ごすこともあります。