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福永さんは森さんに対してどのような印象をお持ちですか?
交流重賞の時などに見ていると、圭太(戸崎圭太騎手)とかの影響もあると思うんですけど、森くんに限らず地方競馬の騎手の乗り方が昔からずいぶん変わったなと思いますね。
どういったところが変わりましたか?
昔は今より鈍い馬が多かったと思いますし、深いダートでより動かしていかないといけないということで、パワフルな騎乗の方が多かったですよね。でも今の(地方競馬)騎手は、繊細に乗っていますよね。特に森くんは無駄な動きが少ないです。一緒に乗っていて「あ、森くんだ」ってすぐわかりますよ。
わかるのですね!
あと、ダート馬も変わってきていると思います。
馬自体が変わってきているのですか?
ダート馬でもスピードがある馬が増えてきていますよね。昔みたいにスピードがないからダートでというのはもう通用しなくなってきていますよ。
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2017年にヒガシウィルウィンで初めて東京ダービーを制覇されました。あの時を振り返っていただけますか?
羽田盃で(キャプテンキングに)負けてしまったのですが、ちょっと展開が向かない部分もあったりして、東京ダービーはこの着差(1/2馬身差)なら大丈夫かなと思った記憶があります。
そして東京ダービーでは6馬身差の勝利でした。
正直言って、相手は元々中央所属の馬だったので、負けてたまるか!というような気持ちもありましたし。
やっぱりそういう気持ちはあったんや。
はい、ありました。僕が勝手に思っているだけかもしれませんけど、勝ったときに地方競馬ファンが一つになった気がして(笑)あのときのスタンドの雰囲気はすごく覚えています。
確かにスタンドはものすごい歓声でしたよね。
でも今振り返ると、やっぱりキャプテンキングがいてくれたからこそ、あれだけ盛り上がったのだなと思います。
改めて、ゴールした瞬間はどういう気持ちでしたか?
ずっと夢だったので、ただただ嬉しかったです。
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2017年/東京ダービー/ヒガシウィルウィン