
前身は青雲賞で1968年に第1回が行われ、72年の勝ち馬がハイセイコー(大井)。第1回から距離は1600mで、そのハイセイコーの優勝タイム1分39秒2は現在でも破られていないレースレコードだ。ハイセイコーはその後中央で皐月賞など重賞7勝を挙げる活躍。2000年に死亡したが、その功績を称え、01年に青雲賞がハイセイコー記念に改名されている。1着馬に全日本2歳優駿JpnIの優先出走権が与えられ、20年にはアランバローズが当レースから連勝を決め、06年フリオーソ以来となる船橋所属馬の制覇を果たした。レース名が変わり、2010年くらいまでの勝ち馬は3歳になって勢いが止まることも多かったが、前述アランバローズ、17年ハセノパイロ(船橋)は東京ダービーを勝利。14年ストゥディウム(船橋)は羽田盃を、15年トロヴァオ(大井)は地方全国交流のダービーグランプリを制し、12年ソルテ(大井)は6歳時にNARグランプリ・年度代表馬に選出されるなど、近年はのちに活躍する馬が多い。(栗田 勇人)
- シリーズ
- 2歳チャンピオンシリーズ(未来優駿)
- 実施日
- 2022年11月16日(水)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 1600m
- 出走資格
- サラブレッド系2歳
- 1着賞金
- 2200万円
コース紹介
大井・右1600メートル
大井競馬場には、1周1600mの外回りと、1400mの内回りコースがあり、1600mでは内回りを使用する。外回りと比べコーナーがきつく直線も100m短いため、基本的には逃げ・先行馬が有利。ただ直線が短いとはいえ286mは同じ南関東の浦和(220m)より長く、器用な立ち回りができる馬であれば差しも届く。(栗田 勇人)
過去2年の競走成績
-
2021年 第54回
2021年11月17日(水)
大井 右1600m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ノブレスノア | 1:42.6 | 2人気 |
2着 |
ミゲル | クビ | 7人気 |
3着 |
カイル | 2 1/2 | 8人気 |
-
2020年 第53回
2020年11月17日(火)
大井 右1600m
天候:晴 馬場:良
1着 |
アランバローズ | 1:40.8 | 3人気 |
2着 |
ランリョウオー | 1 1/2 | 1人気 |
3着 |
ジョーロノ | 3 1/2 | 4人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- https://www.tokyocitykeiba.com/